事例

弁天町の家

大阪府大阪市港区に建つ127,17平米の鉄骨3階建て工場併設住宅。この建物は1階が仕事場、2・3階が住居だ。

間口が4mしかない敷地に、工場の併設によって5階建ての高さと変わらない、細長い計画になった。地域が3方に建物が建つ密集地なので採光と風の通り道は特に気を使った。解決策としてハイサイドライトと小窓でプライバシーを確保しつつ、通風・採光を確保した。

細長いのは縦方向だけでなく、奥にも細長い敷地形態なので、狭さを感じさせない工夫が必要だ。解決策は大きな空間を造り、可動式の建具で空間を間仕切る処理だ。特定のスペースは造らずあやふやな空間で自由な使い勝手を造った。

ただしこうした間取りの場合は”モノを増やさない”事が原則! クライアントにはくれぐれも、とお願いした。

住宅