私たちのこだわり
住宅
『気持ち良く住む』をテーマに考えます。日本の四季を感じさせる住まい。光を、風を体で感じる住まい。
子供が楽しめる場所、静かに過ごす空間、趣味に没頭する空間、家族の団らんをサポートできる空間。住まいにはそれぞれの空間があります。
さらに、家事は重労働です。食品庫(パントリー)・流し等のデザインで家事動線を考察し、さまざまな収納計画にも真摯に検討します。たとえば、玄関脇に計画されるシューズクロークは玄関をスッキリとすることができます。
収納計画を上手く運ばなければ、空間は美しくなりません。
窓
窓は内と外を繋げる重要な装置です。
内からは、外の風景を切り取る絵画のような役目と、空気を取り込む『開口』の役目があり、外からは建築の形の美しさをつくる部品でもあります。
だから窓の大きさ・開け方にもそれぞれ理由があります。何でもかんでも引き違いの窓だけではありません。
外壁
昨今の地球環境は厳しく、PM2,5・黄砂等の有害物質が中央アジアからの気流に乗って日本に降り注ぎます。
大気の問題は外壁にも影響を及ぼします。耐候性のある素材を考えて行かねばなりません。
内装材
住宅であれば宅内は長く滞留する空間です。体のために、有害なものは避けねばなりません。基本は自然素材を一番に考えます。
床は出来るだけ無垢材を(床暖房を導入するときには床暖房に対応した素材が必要です)。
壁は、湿度調整機能があり、光を柔らかく部屋全体に廻す事ができて、和の空間を演出できる漆喰を多用しています。
照明について
照明は必要なところに必要な分だけ設置し、昼の空間から夜の空間をそれぞれ演出します。
私たちが設計した実例を見て頂くと解りますが、ほとんど照明器具が見当たりません。基本は間接照明を軸に、必要な所にだけ吊り下げ式の照明器具やスタンドライト・スポットライトを使っています。
これは、本来あるべき和の灯りの手法です。
建物の形
建築は環境、景観の一つと考えています。
もちろん形だけを考えるのではなく、機能や使い方も同時に並行して考えています。街中でできる建築もあれば、郊外・自然の中に建つ建築もあります。
それぞれの環境に沿うように、独りよがりの形ではなく理に適った、さらに『美しい建築』を考えています。
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建物の構造
私たちの建築は一部の住宅を除き、常に構造設計事務所と恊働で建築を造っています。
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建築の耐震性
日本列島を揺るがす地震へのご心配に対して、耐震性の高い「耐震等級2」や「耐震等級3」の家も設計します。
安全・安心な家づくりのためにいろいろな手法を用いて強度を上げる建築が可能です。
工法は、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造(RC造)など、間取りや建築計画によって選択します。
これらはコストにも反映します、ご希望をお聞きして、間取りや建築計画にベストな工法を選択致します。 -
耐震等級とは?
住宅性能評価及び耐震診断により、建物がどの程度の地震に耐えられるかを示す等級の事です。耐震等級は、建築基準法で定める耐震基準を満たせば「等級1」、その1.25倍なら「等級2」、1.5なら「等級3」となります。耐震等級を所得した住宅は、等級に応じて地震保険などの割引が受けられます。
※耐震等級は単独での認定制度ではなく、フラット35Sや長期優良住宅等の適合条件の一部として適合させる条項の一つです。
キッチン
フルオーダーキッチン、メーカーが提供する既製品のキッチン全て対応致します。
パウダー・バスルーム
基本はオリジナルのバスルーム・パウダールームを提案しますが、メーカーが提供する既製品のユニットバスにも対応致します。
入浴は日本の良き文化の一つです。それは光溢れる天窓があったり、庭を眺めながらお湯に浸かったり、心身ともリフレッシュできる寛ぎの『お風呂』を計画致します。
物干し場
私たちは物干し場も真面目に考えます。
・洗濯機置き場から物干し場まで、また洗濯物を取り入れた後の家事動線は?
・日当たりや通風の確保は?
・パブリックな場所から見えないか?
・雨の日も干せるか?
…等々、真剣に考えます。
植栽・作庭
住宅や建築は建物だけでなく植栽・作庭にもこだわります。
庭や植栽は、地域の環境にも寄与します、又住宅や建築の一つとしてとして景観や空間を造る為の重要な要素となっています。
植栽・作庭家のご紹介:石井造園
2世帯住宅
家族形態の多様化が進む中、私たちは2世帯住宅の設計の経験も積んでいます。
違う世代が一つの建物に住まう2世帯住宅は、単世帯住宅に比べ様々な工夫が必要となります。また、世帯間の距離感についての考え方も様々です。