事例

八尾の家(弧庵)

大阪府八尾市山本に建つ、延べ床面積123,31平米、一部コンクリート+木造2階建ての住宅。廻りは狭小過密な長屋の 建ち並ぶ下町で、家が建て込んでいるため最高と通風が難しい環境だ。

ここは夫婦と成人した子供2人が生活する住宅のプロジェクト。計画する上での重要なポイントは、良好な環境確保の為の光と風の確保だが、敷地が狭いこともあって、トップサイドライトを使用した。

もう一つのポイントは、プライバシーと明るさを確保するため日常生活を2階で済ませられるよう計画したことだ。寝室を階下にし、リビングダイニングを2階にし採光や通風を得られ易くしたのだ。玄関は階段を上がって2階になるので、郵便や来客の対応を2階ですませられプライバシーが確保できる。

二つに分けられた棟それぞれに夫婦居場所を造った。家族形態も色々とある。家族のそれぞれの生き方に家の造りを合わせたのだ。

住宅