玄関を考える
玄関と聞くとどうイメージされるでしょうか?人を向かい入れる所、家人を送り出す場所、靴を脱ぐ事、等々。
玄関とはそもそも武家屋敷からの派生です、格式を重んじる武家社会に取っての玄関はご主人が出入りする唯一の場所なのです。
何時から日本の住宅に玄関なるものが導入されていたかは不勉強で申し訳ないのですが、概ね今の日本の小住宅における玄関とはほぼ靴を脱ぎ履きする場所となっているのではないでしょうか。
必ず有りますね下足箱が。
今の住宅で『いってらっしゃ〜い』と送り出すお母さん、『おかえり〜』とお迎えするお母さんがどの位居るのかと。
精々宅急便や不意にやって来る営業マン?ご近所?さん達との立ち話、受け取り場所程度ではないでしょうか。
もう少し『玄関』を色んな活用法を考えるか別の考え方にするか、真剣に考えねばならない時期に来ているのではないかなと思います。
下記の写真は高齢者のお父様の為に段差を一切無くして家に入れる為の『玄関スペースです』
家の玄関戸を開けると『通り土間』が有ります。
此の通り土間が子供の遊び場にもなり自転車をおく事も出来、ご近所さんとの歓談の場所にもなります。
地方に建つ住宅の場合は格式を有る程度求められる場合が有ります。
来客専用の玄関です、家人は右手の下足室から家に入ります。
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