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仕事納め

今年も波瀾万丈な一年でした。

いい加減にもう歳なんだからゆっくりさせて欲しいなぁと思っているのですが思いとは裏腹に走り廻っているのですね〜・・。

僕には似合わない事なのかもしれません。

来年も怒濤のごとく、いいえ前言撤回!静々と励もうと思います。

今年一年色々とありましたが来年も懲りず、もの日記に又お越し下さい。

来年も宜しくお願い致します。(一応年末のご挨拶とさせて頂きます、多分大晦日まで何か書くと思います)

皆様にも良いお年を!。

 

 

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建築ジャーナルに掲載されます。

近年設計しました住宅、古民家の改修、集合住宅、旅館等8件の建築が『建築ジャーナル』誌に7ページに渡って掲載されます。

紙面に限りがありますので充分には理解出来ないかもしれませんが、私達の建築的指向がほんのりと解るのではないかと思います。

もしお時間がありましたら書店等で一度手に取ってみて下さい。

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一歩一歩前へ

何事も希望と現実は中々一致しないのが通り相場と成っています。

今年はいろんなコンテストに応募しました、その中で3っのタイトルを得られる事が出来ましたが、希望する一番はダメでした。

どちらかと言うとブービー賞(下から2番目)ですね。

喜んだのは束の間で現実は・・・落胆は大きいけど取りあえずは評価されただけ『良し』としようと思います。

来年は更なる飛躍を目指して頑張ります!!

 

都会のビルの谷間に沈む太陽です、何故か好きなんですね〜なにしろ沈んだら次は『浮かぶだけ!』

 

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久し振りに岸和田へ

昨晩は、久し振りに岸和田で同窓会に行って来ました。

以前、岸和田市の市役所内の部署『都市政策研究所』で8年ほど研究員をしていました。

普通研究員は2年任期で交代するのですが何故か4期務めてしまいました。

いきおい同じ任期を務めた人も2、3人居てたのと行政の職員さんとも仲良しに成り意気投合してボランティア勉強会を造ったのです。

其の名も『岸和田チャリンコ隊』何故チャリンコかと言いますと別に僕が自転車好きから来た訳ではなく、岸和田をくまなく駅のレンタルバイク(ママチャリ)で走り廻って岸和田の良い所を探し観光資源にしよう!との発想からでした。

結構私達『岸和田チャリンコ隊』のメンバーも多彩で行政マン(建設・農政・企画)のエキスパートと大学研究者(准教授、博士課程)と建築士、当に多彩!何でも来い!てなメンバーでした。

建築学会に論文を発表したり、市民向けの講師をしたりワークショップの開催等、行動はかなりアクティブに広げていました。

そうした活動を3、4年続けて居りましたが皆さん役職が上がるにつれ時間が余り持てなくなりその後活動は停止しましたが時折集まって同窓会を開いているのです。

1年に1、2回の同窓会は忘年会を兼ねても居るので今年は昔懐かしい五風壮で開催しました。

この五風壮にはフェィスブックで繋がって居ります女将さんが居てリアルに会うのは初めてなので其の事も楽しみにして居りました。

女将さん昨晩は色々とお世話に成りました、お祝いの尾頭付きの鯛の塩焼きまで頂いて感謝です。

有り難うございました、此の場をお借りしてお礼申し上げます。

 

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窓を考える。(情景を映す)

建築を設計(デザイン)する時の要素として、周辺環境の情景を取り入れる、映す、関係する事も考えています。

特に窓(開口部)を決める時(切り取る時)内から外の見え方、風の通り方、光の入り方、建築の外観等色んな要素を考えねば成りません。

当事務所のホームページにも一部書いていますが只窓を付ければ良い訳ではなく、付ける事に依ってどう見えるかを考えねば成らないのですね。

今日は其の一部、情景(環境)を映すを紹介します。

敷地の前に池があるので、太陽の光が池の水面を反射して室内の天井に光が差し込んで、光が池の波で揺れている情景を映しています。

それと同時に樹々の影も同時に壁面に投影されて外の情景(環境)を室内に取り込んでいる訳です。

室内が自然と一体に成った瞬間では無いでしょうか、生活に彩りが添えられますね。

 

 

 

 

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久し振りに体調不良

先日の授賞式後、お昼を食べ損なったので皆さんと食事をしたのだが、何故か食欲不審????

大飯食らいな私が食欲不審とは??で夜に角田氏と宴会に突入するのだが・・・お酒は飲めない、食べるのも出来ないで何故かそのまま寝込んでしまった・・。

翌日昼の飛行機で這々の体で伊丹から家にタクシーで直行!そのまま寝込んでしまいました・・・。

一応風邪かと疑いましたが体温計は平熱・・咳も無ければ熱も無い。

久し振りの疲労か?解らないまま大事を取って今日の昼過ぎまで大人しく寝ていました。

夕方の今はなんとか普通?までに回復したが今日の予定を全てドタキャン。

本当に申し訳ない!

一体なんだったんだろう??まぁ、体は正直なので大人しくしておけのサインだったのかもしれない。

皆さんも年末の忙しい時お体には十分お気をつけ下さい。

 

 

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授賞式

image熊本で設計した『玉東町のいえ』が『熊本アートポリス推進賞』を頂きました。

先月、二次審査で現地審査が行われましたがその結果頂くことができました。

この賞の素晴らしいところは設計者のみならず、事業主、施工者も共々表彰される事です。

いろんなコンテストの中で三者が表彰されるのはとても珍しいのではないでしょうか。

いつも思う事は、建築は設計者だけで出来るのではありません、事業主、施工者の協力、支援がないと出来ないのです。

三者が平等に表彰される事に凄く嬉しい気持ちで表彰式に臨みました。

有難うございました。

 

 

風景に溶け込む建築

常に建築を考える時の念頭においているのは『環境に調和する』です。

これは中々難しい・・例えば住宅地と工業地帯と混合している地域では混沌とした風景を見せます。

又、緑一杯の農村・林野辺りだと自然環境に取り囲まれています。

こうした場合、混沌とした地域だと周辺の風景は存在しなくなります。

ある意味カオス?何をしても構わないと思われがちです。

しかし、混沌とした地域でも色々と観察、調査してみると何かひもとく鍵は見えて来ます。

又、緑一杯の自然環境のい場合も同じです。

一番難しいのは、所謂人口造成された住宅地域でしょうか。

概ねハウスメーカーさんが建てまくっていますので『規格住宅風景』に成ってしまっています。

まぁ無国籍住宅と言いましょうか、日本何処でも同じ風景に成っていますね。

そんな環境でも何かの手掛かりを探すのです、まぁ大変です。

写真は私達の世代ではスターのごとく建築を造っていました建築家『宮脇 檀』さんの姫路市書写の里・美術工芸館です。

竹やぶと建築が見事に調和した優れた建築と言って良いでしょう。

ゲートから建物の入り口までのアプローチが心洗われます。

 

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1年に1回の勉強会

週末は恒例の1年に一度の勉強会、兵庫県上郡町旭日字『空の上』にある古民家で開かれる。

此の勉強会は色んな方面の講師を招き教養を養うのが目的です。

基本は建築系の方を呼ぶ事が多いのですが、映像作家をはじめ其々のオーソリティーをお招きしています。

此の古民家は姫路市に勤務する文系の人が5年の歳月を掛けてコツコツと改修されたのです。

素人とは思えない素晴らしい空間を造っています。

私達、建築を生業にしている人間としては其の精神をしっかりと毎回学ばされています。

空間は計算されるだけで出来る訳が無くしっかりとしたポリシーの元に出来上がるのだと言う事が解りますね。

 

写真は講師を中心にパワーポイントの解説を聴いた後、熱いフリートーキングをしている所です。

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こんな田舎でやっています、当に『空の上』です

限界集落を越えて生活している家は2軒だけ。

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まちづくり

今朝のテレビで芦屋市の景観条例に関する報道が行なわれていた。

はみ出し看板や看板の大きさ、色等の規制で景観を損なうものには規制を掛けようとする案です。

看板等厳しいと言われている京都では最大の看板の大きさが3m×1mなのだが、芦屋市は其の3分の1の1m×1mです。

確かに看板に関しては景観を損なうものが多くどうにかしなければ成らない事なので、しようとする事に関しては私は賛成のほうに軸があるやも知れません(チョッと曖昧ですが)

当然お店側としては猛反対でしょう!お店をアッピールするには看板は良い武器ですから。

只看板は皆が主張すれば埋没してしまいますので更に声を大きく更に大きな看板へとエスカレートしてしまい結局看板の景観に成ってしまいます。

先月訪れた釜山郊外の街(昌原)では当に看板が建物を占拠していました。
それならもう少し小さくして、景観を損なわない程度で表現する方法を考えねば成らないのは確かでしょう。

そこで芦屋市の条例ですが行っている事は論理的にはそうかも知れませんが『まちづくり』は合意形成が大事なのではないでしょうか。
住民や、商工のひと、行政も一体に成って話し合いの場を設け、少しづつでも良いから地域の人達が理解を深めながら改善しないと軋轢が産まれてしまいそうな気がします。

まちづくりは急には出来ません時間を掛けて行なうべき事だと思います。

 

 

当事務所も看板のたぐいは一切上げていません、緑のカーテンが目印なのですが、設計事務所と認識してもらうまでにはまだまだ掛かりそうです。

 

 

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スマートフォン

事務所が豊中に引っ越して電車に乗って出掛ける事は余り無くなって来ました。

しかし此処最近電車に乗って出る用事が何度かありましたが車内がなんか雰囲気が変なのです。

私は何時も電車内では本を読んでいるか外の景色を眺めています、がほぼ本を読んでいますので到着駅に来たら直ぐに立ち上がって車内から出て行きますので気が付かなかったのですが、昨日電車の中で何気に顔を上げてみると皆さん『スマホと睨めっこ!』してるんです、ほぼ車内ほとんどの人が・・・。

なんか異様な光景でした・・そう思うのは私だけなんだろうか?。

ホームを歩いているとスマホを見ながら向かって歩いて来るし、前に人が妙にまっすぐ歩かない、少し皆と歩くスピードが違う、よく見るとスマホ見ながら歩いている。

スマホってそんなに魅力的なんだろうか??今日も京阪電車の中で様子を見ると6割近い人が『スマホと睨めっこ』していました。

便利なのかなんか解りませんが端から見たらビミョーな光景でした。

 

 

竹中大工道具館にある大徳寺玉林院にある茶室「蓑庵」の写真ですが構造梁の写真です。

木の葉りの使い方を引用して家具を考えています。

まぁ『引用』なんか『パクリ』なんかは考え用ですが、伝統建築は引用の継続、敬承では無いかと思います。

 

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キモを冷やしました!!!

昨日はとんでもない事をしてしまいました!!!

ホームページの写真を全て『完全削除』してしまいました!!!

日記の更新をする時に写真がUP出来ませんでした、何故か知りませんが『エラーです、もう一度お試し下さい』が何度も出て来て結局更新出来なかったので、何故なんだろうと素人目にアチコチ触ってしまい、何を勘違いしたのか中にある写真を削除してしまいました。

頭真っ青!急いで制作会社に連絡!!思いっきり『アホちゃうか!』らしき言い訳無用のお叱りを・・・。

しかし制作会社さん、昨日の夜に壊したホームページを今朝には復旧してくれました!!

感謝!!有り難うございました。

いやぁ〜もうホームページ触るの辞めます!良い勉強に成りました。

 

 

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週末はリラックス

週末の土曜日は友人が所属する市民オーケストラの演奏会に出掛けて来ました。

フルオーケストラなので中々の迫力があります、アマチュアと侮っては行けません。

此のオーケストラの演奏会に既に4回も聴きに行っています。

皆さん社会人の忙しい身でありながらフルオケのメンバーで音を造って行くのはさぞかし大変だと思います。

当然全員揃っての練習もありますでしょうが其々のパートで練習を積み上げて行くのでしょう。

しかし弦楽器のバイオリンのメンバーは人数が居るので一番大変か?何にしてもお勤めしている方々ばかりの楽団員は音を揃えるのが大変と思います。

此の市民オーケストラの楽しみ方も色々とあるのです。

先ほど言いました様に練習も頑張って居られるのは重々承知ですが中々時間が取れない方も居られます。

そんな中での音の積み上げですから時に・・・・・・・。

聴いていて『がんばれ!!!!』と思わず力が入ってしまいます。

アマチュアならではの音ですから本当に応援したくなります。

次は来年の5月だ!頑張って又良い音を聴かせて下さい。

 

 

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原寸取り

熊本プロジェクト(玉東町のいえ)の屋根梁の木取りを始める所です。

屋根がムクっている為に実際のムクリ加減を床板(合板の上)に書いています。

こうして書いた線を切り取り木材に当てて削りだす作業をします。

こうした原寸取りの作業をする工務店や仕事をする事が巷ではほとんど見ません。

大工さんの仕事からプレカット工場でパソコンの手に委ねられる事が殆んどに成りました。

職人芸?匠の技?がほとんど消滅しかかっているのが現状のようです。

職人さんが不足、又は居なくなって来ている現状では致し方ないのかもしれません。

こうした原寸図をチェックしながら実際の曲がりを確認する事は建築を造る事において重要な行為と位置付けています。

此の段階で曲がりの修正を行ないます。

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一度切り取って置いてみるとより解り易くなります。

微調整はこの辺りで決めますが、ほぼ決定です。

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こんな感じですね。

 

 

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テーブルを思索中!

この秋製作した座卓(センターテーブル)が売れたので新たなテーブルを造らねば成りません。

早速京都の高雄にある高雄木材工業所の浅岡さんにお願いして材料を見に行って来ました。

樹が大好きな私は木材を見てしまうとどれもが『美味しく』見えて仕方有りません。

美人やイケメンの板材も居ればどうしてこんなヘチャムクレな顔つきした板材が有るんだろうと思うのですが、どうしてかヘチャムクレな顔つきの板材に眼が注がれてしまいます。

此のヘチャムクレをあ〜して、こ〜して超美人、チョーイケメンにしてやろうと闘志が湧くのです。

で、買ったのがこれ!さてさてどう料理してやろうかと只今思索中!!!

 

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メンテナンスフリー

よく聞かれる言葉で『メンテナンスフリー』があります。

この『メンテナンスフリー』は私は余り好きな言葉では有りません。

何故なら一度する事、若しくは何かを継続することが『メンテナンス』だと思っています。

道具のメンテナンス、家のメンテナンス、体のメンテナンス、頭のメンテナンス等々。

放っておいたらダメな事ばかりなのですね。

『フリー』→『何もしない』これは退化に繋がるのではないかと思います。

私の職業に関係する話で、家は常にメンテナンスが必要です。

完成した瞬間から傷みが始まります、1年、3年、5年、7年と色んな箇所で色々と実は痛んでいるのですね。

掃除は欠かせないメンテナンスであり発見の場所でもあります。

何事もほったらかしはよく有りません、体も・頭も・家も!メンテナンスをお勧めします。

 

日常的な事務所のギャラリーですがボチボチ模様替えシーズンかな??

 

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さぁ!走りますか!

12月は『師走』とよく言われています。

私は建築『士』なので『師』じゃないから走らんでも良い訳ですね。

今は走りたくても腰と膝が痛いからランニングは出来ないし、自転車で走ると寒いし・・『走る』の嫌い!

なんかチョッと話が違いますが、師走の『師』は何処をさすんだろうかと考えてみましたら。

フェィスブックに親しくさせて頂いている税理士の村上さんが書いていました。

医師 歯科医師を始め、獣医師 放射線技師 臨床検査技師 鍼灸師 看護師 助産師 保健師 薬剤師 マッサージ師 美容師 理容師 調理師 鍵師 庭師 調律師 教師・・・・・・。

居るもんですね〜此の人達は走らなあかんみたいですね。

頑張って下さい!!!

 

此の教会 いいデザインですね〜12月でクリスマスで賑わう『業界』でしょうか・・・・。DSC04561そんなことを言ったら叱られる!!敬虔なクリスチャンの方に失礼!!

 

 

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