デザインは時間も考える
先週の金曜日土曜日は鹿児島プロジェクトで鹿児島に出張、打ち合わせがスピィーディーに終わり土曜日の昼から帰りの飛行機迄少し時間が出来た。
昨日鹿児島駅で見た特急『玉手箱』に乗ろうと鹿児島中央駅から指宿迄の1時間を水戸岡デザインの『玉手箱』を楽しむ事にした。
特急料金は1000円だったかな?特急と言ってもスピードが速い訳ではない、途中に止まる駅が少ないだけで観光列車と言った所です。
車内のデザインはホッコリと木材を多用した水戸岡特有のデザイン、色調も親しみが湧く。
天候は生憎雨模様だが道中に車内アナウンスが情緒を盛り上げてくれる。
記念撮影やお土産、飲料販売も特有な商品ばかりで思わず購買意欲がわいて来る。
車内のアテンダーもフレンドリーでお客がリラックス出来る環境を整えてくれるのが嬉しい。
此の車内で過ごす1時間が濃密でしかも流れる景色、先ほど言った様に雨模様だがそれはそれなりにアテンダーの努力で車外の景色も情緒豊かに見えるから不思議だ。
あっと言う間の1時間だが、列車のインテリアをデザインするだけでなくサービスの仕方もデザインする事によってより気持のよい空間・時間を過ごせるデザインと化して行く訳だ。
建築も同じ、建築空間の中でどう人が楽しく過ごせるか、其処がポイントになって来るな。
コメント