建築勉強会
30・31・9月1日と3日間、軽井沢に建つ建築家吉村順三の建築を東京から手嶋氏高野氏、岡山から神家氏大角氏、富山から濱田氏、姫路からは大西氏が参加して見学に訪れました。
吉村順三は東京芸大を出てアントニン・レーモンドに師事し後に吉村順三設計事務所を設立日本に後世に残る数々の建築を残した。
私が一番好きなのは『八ヶ岳の音楽堂』です。
木軸の情勢が美しい!正三角形をモヂュールにして六角形を基本としています。
建築だけでなく外側(外構、庭等)が建物と良いバランスで風景に溶け込んでいますね。
やねの形態も廻りの樹々に映り込んでいるようです。
一番僕が凄い!と思ったのは、少し専門的に成りますが『音楽を自然の中で聴く』の如く、客席を下げて演奏レベル(高さ)を地面に合わせている所です。
周囲を開口させて、建物を支持する壁や柱の役割をし空ている所は音の反射板の役目をさせて、音を周辺の拡散させている所です。
建築は写真で見るのではなく実際に見て体感させてこそ其の良さが解るとは毎回思います。
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