木製建具
建築の窓の種類として鋼製建具(アルミ・ステンレス・鉄で出来た建具)木製建具、文字通り木製の建具です。
が有ります。
概ねアルミ製の建具が多いですね、これは工場生産し易い→(既製化)又建築基準法から成る不燃材料で開口部(窓等)を造らねば成らない事から来るのが要因だと思います。
既製品化出来るのもコストに反映出来る事も大きいです。
木製建具は先ほど言いました様に法規制での縛りが大きいです。
一般市街地に多く網が掛かっている準防火地域等では延焼ラインにすぐ掛かるので木製建具は中々出来ません。
まぁ、コストはかなり掛かりますが防炎の認定を受けた商品や製品を使えば此の限りでは有りませんが、極稀なケースでしょうか。
既製品のアルミの建具にはやはり既製品なので大きさに制限が有ります。
開口のデザインとしての自由度はかなり制限されます、しかし、木製建具はそれに反して開口方法も含め大きさの自由度は既製品のアルミ製の建具をはるかに凌ぎます。
デメリットとしては、造る技術、時間、コスト、法規制がのしかかりますね。
最近は工期をかなり早めに希望される事が多いのと、造れる職人さんの現象で余り見られなく成りました。
写真に有る様に
木造住宅での開口部(窓)のデザインはとても重要です、チャンスが有ればなるべくこうした大開口が出来る木製建具を造る様にしています。
建具が全て壁の中に収納されるので内と外の空間(居心地)が一体に成れる感覚を味わう事が出来ます。
外の景色もよく見られるアルミ建具の桟などが見えないのでスッキリと見れるのも特徴です。
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