アプローチ
建築用語で『アプローチ』と言うのが有ります。
意味合いとして幾つか有りますが、一番使われる意味として、敷地内の道路から玄関までの路程を言います。
もっとくだけて言うと家に入る時「さぁ家に帰って来たぞ」と玄関に入るまで其の雰囲気づくり気分の高揚を造り上げる場面造りです。
道路からいきなり玄関を開けて「只今〜」は寂しいですね。
かと言って敷地に余裕が有れば問題ないのですが昨今狭小敷地が多い中難しい問題をはらんでいるのは事実です。
最低でも5〜10mのアプローチする長さが取れれば良いのですが今頃は2〜3mが多そうですね。
もう一つ旗竿敷地がよく見られます、敷地の接道2mを取った奥まった敷地が有ります。
敷地がほとんど道路に接していないので土地代が安く付くので多く見られます。
道路から建物が見えないのが難点ですけどね。
そんな敷地には其の何点を逆手に取ってアプローチをしっかりデザインしてしまえば良い感じになります。
写真の様に植栽のデザインをしっかりしていると何か気品のある住まいに感じますね。
植栽は四季を感じる強力なる武器となるのです。