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配筋検査

今日は富田プロジェクトの配筋検査、夏の暑い盛りにご苦労様と現場に行って来ました。

今回のこの住宅は事務所始まって以来のローコスト住宅です。

詳しくはまだ書けないのですが概ねマンションを買うお値段で土地付きの住宅が建つプロジェクトです。

今まではこうしたお話に中々出来ないのですが、思う事が有って新たな分野にも挑戦してみようかと思ったのです。

キッカケは本当に思いも寄らない感じで進んでしまった事に有ります。

若い夫婦が自力で住宅を建てたい!という熱い思いに負けてしまい引き受けた次第ですが、どうせ引き受けるなら次に繋がる事が大事。

分譲マンションと対抗出来る、又既製品住宅と対抗出来る住宅を造って見ようと思いました。

勿論建設費だけでなく、外構工事、設備工事、一部家具に至るまで、又設計料も含めて分譲マンションの価格に勝ち、更にそれ以上のグレードを造るのです。

今回は私達は設計だけでなく融資のお手伝い始め税金や引っ越しに掛かる費用、登記等一切合切関わって来ました。

こうしたお手伝いを経験する事に依って家を建てる側の煩わしさを知る事が出来ます。

もし次に同じようなクライアントが現れた時に適切なアドバイスが出来る知識を得る事が出来ます。

この仕事は本当に幅広い知識が必要だなとつくづく感じました。

 

配筋検査の様子です。

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今日から8月

タイトルに『今日から◯◯』と書いていたらお題が見つからなかった時です・・・。

そもそも『今日から・・・・』はと言われてもだからどうした、しか思いつかない私にはどうでも良さそうな浦話なのです。

そんな事を言いつつお題が見つからないのは頭の廻りが悪い時かも・・・。

今日は朝から暑かった・・結構早起きしてる割には行動が今ひとつだ、ダラダラとしているだけ。

起きて暫くは新聞読んで其の後はお風呂でも入ってと何故か主体性の無い意味の無い行動のようでした。

どうも一日の始まりが悪い時は無理に軌道修正するのではなく、その日はスローに行こうと決めている。

今日の課題は2つ。

◯ 某プロジェクトの主旨を積み上げる。

◯ 雑用をこなす!

この2点だ!

 

写真は綿業会館の吹き抜けに付随する階段です。

心に響くデザインです。

 

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アプローチ

建築用語で『アプローチ』と言うのが有ります。

意味合いとして幾つか有りますが、一番使われる意味として、敷地内の道路から玄関までの路程を言います。

もっとくだけて言うと家に入る時「さぁ家に帰って来たぞ」と玄関に入るまで其の雰囲気づくり気分の高揚を造り上げる場面造りです。

道路からいきなり玄関を開けて「只今〜」は寂しいですね。

かと言って敷地に余裕が有れば問題ないのですが昨今狭小敷地が多い中難しい問題をはらんでいるのは事実です。

最低でも5〜10mのアプローチする長さが取れれば良いのですが今頃は2〜3mが多そうですね。

もう一つ旗竿敷地がよく見られます、敷地の接道2mを取った奥まった敷地が有ります。

敷地がほとんど道路に接していないので土地代が安く付くので多く見られます。

道路から建物が見えないのが難点ですけどね。

そんな敷地には其の何点を逆手に取ってアプローチをしっかりデザインしてしまえば良い感じになります。

写真の様に植栽のデザインをしっかりしていると何か気品のある住まいに感じますね。

植栽は四季を感じる強力なる武器となるのです。

 

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逃げも隠れもしない(出来ない)

京都をブラブラと歩いていたら写真のような建物を発見した。
古民家の上にガラス張りの室だ、何かなと見ていたらどうやら下のお店のオフィスの様だった。

こんなガラス張りの室で落ち着くのやろうか?と思う方が居るかもしれません。

似た話で勉強するのに静かな環境でする人(図書館とか)や電車の中の煩いザワザワとした所でする人も居ます。

自分一人で静かにするタイプ、廻りに見られているほうが集中するタイプが有りますね。

僕はどうなんだろうか?色々と考えてみるとどうやら二刀流かも。

飛行機の中や動く交通機関の中で考えた事も有るし、静かなカフェの隅っこで黙々と考えていた事もある。

一番不適切なのが、て言うと語弊が有るのだが事務所なのだ。

何故か、思考中に来客や電話が掛かって来るからです・・・その都度中断するので集中力が中断すると続かなく成るのです。

でも仕方無いので事務所内のギャラリーや中庭で居留守を使いながら考えています。

写真の事務所の様に廻りから丸見えは流石に私には無理のようですね・・・。
だってサボれないじゃないですか・・・。

 

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落ち着く場所

私の場合、一番落ち着ける場所はやはり家なのですが、家一辺等と言う訳には行きませんね。

出掛ける時には梅田なら、心斎橋なら、神戸ならと色々な所での落ち着ける場所を見つける様にしています。

京都なら幾つか有りますがその内の一つが俵屋さんのお隣にあるサロン・ド・テ『遊形』。

此処は俵屋さんが経営されています、俵や同様落ち着きのあるお店ですね。

椅子やテーブルはフィンユールの家具が置かれているのです、とても座り心地の良いソファや椅子がリノベーションされた町屋の中でピッタしマッチします。

僕が一番好きな手法のリノベーションです。

因にお飲物はそれなりのお値段はしますが、飲み物代の中に家具や空間の設えも料金のうちと考えて下さい。

ついつい長居してしまいます。

 

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新米花嫁の父

結婚式は色々と出席もし仲人も経験したが『花嫁の父』は初めて。

これが中々強者です、そもそも結婚式等、最近お呼ばれが無く直近で5年前だろうか。

着るものから始め身の回り品を揃えるのにおおわらわ、日頃付けないカフスやグローブ等使い方が今ひとつぎこちない。

式もリハーサルが有るらしく開始直前にリーハーサルなので歩き方から始め歩くスピード、目線、しぐさ等等!
『覚えられるか!!!』と怒ってもやるしかないので緊張感は一杯でか、『花嫁の父』気分に浸るなんてほど遠い!

案の定本番では父と婿さんが花嫁を受け渡す際の挨拶はすっ飛んでしまった・・・・。

もう少し長くアプローチが欲しかったなぁ〜もう少し気分に浸る事が出来たらなぁ〜と思う私です。

写真撮影やフラワーシャワー等あっと言う間に挙式は終わり次のステップへ。
披露宴の前振りがラウンジでの茶会、スパークリングワインを飲みたいのを押さえて挨拶回りを。

披露宴が始まってすこしは食事する時間は取れたがメインデッシュはそこそこに各テーブルにご挨拶。

これも『新婦の父』の勤め、其々に色々と言葉をかけるが通入り一辺倒に喋るのは主義でないので頭はフル回転!ついでに乾杯のシャンパンで酔いもフル回転!・・・。

国際色豊かなお客様は一番苦手な母国語が英語の方々、しかも北米と南半球、発音が又違う。

ネイティブが話すと早い!!酔いも手伝い聞き取れませ〜〜〜ん・・・喋れば何言ってるやらチョーいい加減。

こんなんでよく『花嫁の父』が勤まるなぁ〜いや勤まっていません!!
なんとか終わってホッとしていたのは私だけです、いや気分に浸りかった・・・。

 

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