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六田邸地鎮祭

朝の早い段階からヤな天気だ、そうこうしている内に土砂降りの雨が・・・。

今日は地鎮祭の日、雨は9時には止むと、その後2時頃までは曇り空の予報のはずだったが・・・外れたか。

現場到着の10時には相変わらず土砂降りだ、こうなったら『雨降って地固まる』で行くしか無い。

しかし祭事の始まる11時には雨が止んだ!これでなんとかなりそうだ。

思えば六田さんから仕事の依頼を聞いた時は”絶対無理!”と思っていました。

金銭面でこれは造れんだろう、と思っていましたが思いが通じたのか銀行、土地、工務店等其々のハードルを無事なんとか越えられてやっと此処までこぎつける事が出来た。

これはひとえにクライアントである六田夫妻の努力の賜物かと、又それを支えた双方のご両親の応援が無いと成立しなかった。

ひょんな繋がりで家を造る事になったのもこれもなのかの”縁”なんだろう。

当事務所としても新しい方法とデザインで今までに無い分野の仕事になる。

今までのような一からの手づくりとは違い、既成の有るものを利用しながらローコストにモノを造る。

これは今まで経験した事が無いので中々難しい、しかしこれを克服すると30代の若者?でも家が建つ事を実証出来るのだ。

まぁ問題はうちが成り立つかが有りますけどね。
何はなくとも六田家の皆様おめでとうございます。

 

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暑さには『気』合いだ!

週末は家族のリクエストに応えて熊野勝浦へ。

温泉で休養と言いつつそこまで運転すると疲れるばかりやん・・・は心に秘めて行きの疲れはさっぱりと温泉で流す。

勝浦にはもう何年振りか!家族と来たのはほぼ18年前か?多分そうだと思う。

もう記憶がすっかり消えている、魚釣りしたくらいは片隅の残っている程度です。

その後は自転車で南紀を廻ったのが多分8年前ぐらいかな〜辛かった思い出だけです、何しろ坂しか無かった・・。

登りと下りの繰り返し・・車の交通量も多かった・・。

あまり良い思い出が少ない南紀だな。

帰りは私の希望で熊野本宮→十津川→五條経由で帰宅のコースだが五條と熊野本宮は良かった。

八咫烏の3本の足の由来に付いて解説が有ったが思わず『そうなんだ!』と感激した、皆さんも是非一度ググって下さい。

で其の本宮で今年の『書』が有りました、それが以下の写真です。

ついでに私が書いたのも添えていますが腕前は横綱と出世相撲に出る前くらいの差ですね、序の口にもほど遠い・・・腕の無さでした。

まぁ今年の夏はこれで生きます(行きます)!

 

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窓って不思議ですよね、なんか世界に繋がっているような気がします。

室の中は当に自身の現実の世界ですが、窓の外は誰も知らない(自分以外は)人達が動いていて空も地面も見える風景は全て自分とは全く違う動物・植物や人が動いています。

其の接点が窓のような気がするんですね。

窓の内側は全く安全な世界に居てて其の外は想像もつかない世界が広がっています。

そんな接点が窓なんですね。

時々怪我で入院していたら病室から見える風景が自分と全く違う世界に見えて勝手に想像して物語を作ったりして遊んでいました。

そんな事が有るからでは有りませんが、僕は窓のデザインにこだわっているようです。

窓の位置、大きさ、高さは其々理由があります。

室から見える風景、目線の誘導、風の入り具合等等、只漠然と窓の位置を決めている訳では有りません。

結構悩むんですよね〜。

 

先日篠山に行った時に見つけた蔵の窓です。

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暑っつ〜〜〜!!!

梅雨は開けたのか???寝起きで既に汗まみれ・・・・寝起きでいきなりシャワー!。

事務所に行く道中も流石に歩きで行くのは危険?と感じて自転車で。

風を切っても生暖かい、いよいよ夏本番か、月末に控えた婚儀も暑いんだろうなぁ〜間違ってもガーデンセレモニーは無いだろうな???。

さて、先日篠山に行った事は前日書きましたがその折にとても素敵な手作りのお店に出会いました。

『てづくり』此の言葉は自分に響きますね、自分達も当に『手づくり』の仕事だからです。

建築業界では機械化がドンドン進んでいます、例えば木造住宅の場合、構造材の仕口(以前当事務所のホームページにある建築教室に書きましたので参考にして下さい)などはプレカットと呼ばれてコンピュータ化されて機械で刻まれています。

鉋や、げんのう(金槌)等も機械化されてしまいました。

今や大工さんがノコギリ、げんのう、カンナ等を所持している姿はほとんど見かけなく成ってしまいましたね。

かろうじて私達の仕事場(現場)では昔と変わらぬ姿で今も墨付け、カンナ掛け、ノミや、げんのう等でお仕事されている大工さんが居ます。

大工さんに限らず左官屋さんも何十種類もあるコテを操り有る時は其の壁を塗る為にだけのコテを造ったりする左官屋さんんです。

余談ですが其の左官屋さんに頼んだ熊本の『玉東町の家』が日本漆喰協会から作品賞を頂きました。
こうした手づくりの仕事は機械では表せない味のある仕上がりになり、ひいては全体的に心温まる空間が出来るのだと思うのです。

『人の手に依る仕事』これが僕達の理想でもあるのです。

 

写真のお店

『鷹需細工所』篠山市河原町

 

 

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くつろぐ場所(居間)を考える

住宅から例にとりましょう。

帰宅して、家に居てくつろぐ場所は何処なんだろうか?家事作業を終えたとき、ホッとくつろぐ場所は?。

外から帰って疲れた体を休めたい時は何処で?食事の後気分を変えて団らんのひとときを過ごす場所は?

精神的に休める処、気分を変えたい処、是等は其々において一つではありませんね。

状況に応じて感覚は変わります。

よく言われる『リビング』『居間』『茶の間』は決まっている訳ではないと思います。

人間は型にはまっている訳では有りません、人が10人居れば10人が其々性格や考え方が違います。

当然感覚も違うのですね。

くつろぐ場所も一つとは限りません、畳の上でゴロゴロしたりソファーで本を読んだり、ベランダか庭に出て外の空気を吸ったり、ダイニングテーブルでお茶を飲んだりと様々です。

くつろぐ場所は幾つも有り、又くつろぎ方も様々だと言う事です。

家の室内空間は形にはめるのではなく臨機応変に使い方を変える事が出来る事が大事ではないかと思います。

とは言っても一応は概ねくつろげる場所を造る事は重要ですね。

言い換えればテレビが有ればそこは人がいつの間にか集まり易く団らんの場所になり易い。

只皆さんがテレビに夢中になってしまって会話が無く成ってしまうのも困りモノですけどね。
ソファーやゴロゴロ出来そうな絨毯や大きめのクッション等はくつろげる場所の家具・小道具として役に立ちます。

高い天井等も雰囲気を醸し出しますね。

『くつろぐ』は休息であり充電でもあり、団らんでもあるのです、皆さんの『くつろぐ』はどんな形なんでしょうか?

 

日辺りの良い所でネコと戯れる。

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庭を見ながら読書を、合間にワイン等軽いアルコールを頂く?それとも香り高い紅茶なのでしょうか?

11.休憩室

 

家族揃ってのテレビ鑑賞、食事の早い人はソファーで、ゆっくり味を楽しみながらの人は大きなダイニングテーブルで。

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椅子型の生活よりもゴロゴロ寝頃ぎながら、板間や畳のくつろぎ。

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土間で遊んでいる子供相手に板間で読書でもしますか。

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