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犬も歩けば

以前書いたかな?と思いますが、私よく外で人と出会うのです。

一番遠い所で出会ったのはベルリンのチャーリポイントです、日本で会う事がほとんど無いのに何故此処で??

て言うくらいでした。

大阪、東京、◯◯と地域は関係ありません。

今日も仲人をして頂いた先輩と昼食を共にして北浜のエレベーターを降りたとたん出会い頭に先輩が呼び止められて、よくよく見ると昔技術者集団にいてた頃の仲間でした。

以前会ったのがカレコレ20数年前だった事も有り、瞬時には全然思いだされなかったが数十秒後には記憶が・・・。

いや本当に長い間会わなかったら顔が全く解らない!

互いに歳を取ったものだなぁ〜と本当に久し振りに会う人を互いに見合うとそう感じます。

何にしても今日はついている!!。

 

1年前の今日ですが何時も思う事は日本にもこのように自転車で自由に公共の場に行ける日が来ないかなと。

なにしろ自転車をそのまま電車に乗せる事が出来るのですよ、旅が楽しいだろうな〜

 

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ポップなデザイン

写真に有る様に、古く少し寂れた鉄道の高架下にチョッとポップなデザインを施すと新旧相まってなにかフレッシュな感じがする。

何もかもこの手法があらゆる所に適応出来るかと言うと中々難しいかも。

例えば京都のど真ん中にここまでポップなデザインを持ち込むのは堪忍して欲しい。

周辺の環境に沿うようなデザインと言うものはこれ又難しい。

費用と技術を問われるからだ。

最小の費用で最大の効果、誰もが願う事だろう、だからこそ手間と費用がそれ相応にかかるのですね。

写真のポップなデザインも簡単には出来無いアイデアです。

こうした明るいデザインが周辺の暗く沈んだ環境をガラッと変えて何か弾んだ気持にさせる事が出来る。

かなり知恵を絞って考えられたデザインだろうな。

こうしたデザイン効果が街を変えて行く原動力になるのではないだろうか。

 

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美しく歳を取るが目標

今朝のニュースで子供には見せたくないようなシーンを観てしまった。

都知事が就任挨拶に各部署(政党・議会等)に挨拶回りをした時にあからさまな対応を見せた時だった。

いい歳を取った初老の人達がくそガキのような対応をしていたのだ。

長い年月を社会で学んだはずなのに、エラく成った自分は全くの上から目線、二百数十万票の都民の票を獲得された知事に対する尊敬も何も無い態度だった。

そんな人が『道徳』うんぬんを語れる訳が無い。

実はこんな事を重要視しているには訳が有ります。

私達の仕事にも言えるのです、発注者側にいてる設計事務所なので工務店さんから『先生』と呼ばれる事が多々有ります。

若い時分から年上の工事担当者の方からへりくだって言われる事が多いのです。

何かを勘違いして年長者に対して横柄な物言いが多々見られたり聞かされたりします。

其々の職分野で互いにパートナーとして仕事をしているのですね、自分もいい歳になって来ました、相手を思いやる接し方は絶対に必要だと思います。

たかが建築士、何エラそうな物言いをしてるんだと若い時に本当に思った事が有ります。

まぁ、一国の総理大臣にでもなれたら『オイ!』て、・・・よう言わんか・・・。

役職の上下は有れど相手を敬う態度は忘れたらダメだと常々思っています。

 

この人はどう思っているのだろうか?

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配筋検査

今日は富田プロジェクトの配筋検査、夏の暑い盛りにご苦労様と現場に行って来ました。

今回のこの住宅は事務所始まって以来のローコスト住宅です。

詳しくはまだ書けないのですが概ねマンションを買うお値段で土地付きの住宅が建つプロジェクトです。

今まではこうしたお話に中々出来ないのですが、思う事が有って新たな分野にも挑戦してみようかと思ったのです。

キッカケは本当に思いも寄らない感じで進んでしまった事に有ります。

若い夫婦が自力で住宅を建てたい!という熱い思いに負けてしまい引き受けた次第ですが、どうせ引き受けるなら次に繋がる事が大事。

分譲マンションと対抗出来る、又既製品住宅と対抗出来る住宅を造って見ようと思いました。

勿論建設費だけでなく、外構工事、設備工事、一部家具に至るまで、又設計料も含めて分譲マンションの価格に勝ち、更にそれ以上のグレードを造るのです。

今回は私達は設計だけでなく融資のお手伝い始め税金や引っ越しに掛かる費用、登記等一切合切関わって来ました。

こうしたお手伝いを経験する事に依って家を建てる側の煩わしさを知る事が出来ます。

もし次に同じようなクライアントが現れた時に適切なアドバイスが出来る知識を得る事が出来ます。

この仕事は本当に幅広い知識が必要だなとつくづく感じました。

 

配筋検査の様子です。

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今日から8月

タイトルに『今日から◯◯』と書いていたらお題が見つからなかった時です・・・。

そもそも『今日から・・・・』はと言われてもだからどうした、しか思いつかない私にはどうでも良さそうな浦話なのです。

そんな事を言いつつお題が見つからないのは頭の廻りが悪い時かも・・・。

今日は朝から暑かった・・結構早起きしてる割には行動が今ひとつだ、ダラダラとしているだけ。

起きて暫くは新聞読んで其の後はお風呂でも入ってと何故か主体性の無い意味の無い行動のようでした。

どうも一日の始まりが悪い時は無理に軌道修正するのではなく、その日はスローに行こうと決めている。

今日の課題は2つ。

◯ 某プロジェクトの主旨を積み上げる。

◯ 雑用をこなす!

この2点だ!

 

写真は綿業会館の吹き抜けに付随する階段です。

心に響くデザインです。

 

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アプローチ

建築用語で『アプローチ』と言うのが有ります。

意味合いとして幾つか有りますが、一番使われる意味として、敷地内の道路から玄関までの路程を言います。

もっとくだけて言うと家に入る時「さぁ家に帰って来たぞ」と玄関に入るまで其の雰囲気づくり気分の高揚を造り上げる場面造りです。

道路からいきなり玄関を開けて「只今〜」は寂しいですね。

かと言って敷地に余裕が有れば問題ないのですが昨今狭小敷地が多い中難しい問題をはらんでいるのは事実です。

最低でも5〜10mのアプローチする長さが取れれば良いのですが今頃は2〜3mが多そうですね。

もう一つ旗竿敷地がよく見られます、敷地の接道2mを取った奥まった敷地が有ります。

敷地がほとんど道路に接していないので土地代が安く付くので多く見られます。

道路から建物が見えないのが難点ですけどね。

そんな敷地には其の何点を逆手に取ってアプローチをしっかりデザインしてしまえば良い感じになります。

写真の様に植栽のデザインをしっかりしていると何か気品のある住まいに感じますね。

植栽は四季を感じる強力なる武器となるのです。

 

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逃げも隠れもしない(出来ない)

京都をブラブラと歩いていたら写真のような建物を発見した。
古民家の上にガラス張りの室だ、何かなと見ていたらどうやら下のお店のオフィスの様だった。

こんなガラス張りの室で落ち着くのやろうか?と思う方が居るかもしれません。

似た話で勉強するのに静かな環境でする人(図書館とか)や電車の中の煩いザワザワとした所でする人も居ます。

自分一人で静かにするタイプ、廻りに見られているほうが集中するタイプが有りますね。

僕はどうなんだろうか?色々と考えてみるとどうやら二刀流かも。

飛行機の中や動く交通機関の中で考えた事も有るし、静かなカフェの隅っこで黙々と考えていた事もある。

一番不適切なのが、て言うと語弊が有るのだが事務所なのだ。

何故か、思考中に来客や電話が掛かって来るからです・・・その都度中断するので集中力が中断すると続かなく成るのです。

でも仕方無いので事務所内のギャラリーや中庭で居留守を使いながら考えています。

写真の事務所の様に廻りから丸見えは流石に私には無理のようですね・・・。
だってサボれないじゃないですか・・・。

 

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落ち着く場所

私の場合、一番落ち着ける場所はやはり家なのですが、家一辺等と言う訳には行きませんね。

出掛ける時には梅田なら、心斎橋なら、神戸ならと色々な所での落ち着ける場所を見つける様にしています。

京都なら幾つか有りますがその内の一つが俵屋さんのお隣にあるサロン・ド・テ『遊形』。

此処は俵屋さんが経営されています、俵や同様落ち着きのあるお店ですね。

椅子やテーブルはフィンユールの家具が置かれているのです、とても座り心地の良いソファや椅子がリノベーションされた町屋の中でピッタしマッチします。

僕が一番好きな手法のリノベーションです。

因にお飲物はそれなりのお値段はしますが、飲み物代の中に家具や空間の設えも料金のうちと考えて下さい。

ついつい長居してしまいます。

 

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新米花嫁の父

結婚式は色々と出席もし仲人も経験したが『花嫁の父』は初めて。

これが中々強者です、そもそも結婚式等、最近お呼ばれが無く直近で5年前だろうか。

着るものから始め身の回り品を揃えるのにおおわらわ、日頃付けないカフスやグローブ等使い方が今ひとつぎこちない。

式もリハーサルが有るらしく開始直前にリーハーサルなので歩き方から始め歩くスピード、目線、しぐさ等等!
『覚えられるか!!!』と怒ってもやるしかないので緊張感は一杯でか、『花嫁の父』気分に浸るなんてほど遠い!

案の定本番では父と婿さんが花嫁を受け渡す際の挨拶はすっ飛んでしまった・・・・。

もう少し長くアプローチが欲しかったなぁ〜もう少し気分に浸る事が出来たらなぁ〜と思う私です。

写真撮影やフラワーシャワー等あっと言う間に挙式は終わり次のステップへ。
披露宴の前振りがラウンジでの茶会、スパークリングワインを飲みたいのを押さえて挨拶回りを。

披露宴が始まってすこしは食事する時間は取れたがメインデッシュはそこそこに各テーブルにご挨拶。

これも『新婦の父』の勤め、其々に色々と言葉をかけるが通入り一辺倒に喋るのは主義でないので頭はフル回転!ついでに乾杯のシャンパンで酔いもフル回転!・・・。

国際色豊かなお客様は一番苦手な母国語が英語の方々、しかも北米と南半球、発音が又違う。

ネイティブが話すと早い!!酔いも手伝い聞き取れませ〜〜〜ん・・・喋れば何言ってるやらチョーいい加減。

こんなんでよく『花嫁の父』が勤まるなぁ〜いや勤まっていません!!
なんとか終わってホッとしていたのは私だけです、いや気分に浸りかった・・・。

 

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明日に備えて

明日は我が家の行事でその準備に大わらわ。

昨日はサプライズ用の文章も考えなければならず其の為に今日まで色々と引きずってしまいました。

まぁ、気持も明日になればスッキリするのではないかと思う今日です、等と訳の分らない文章ですが。

さて、やはり夏ともなれば来客が多いですね〜昨年はフランスからの客人がほぼ同じ日程で二組来られててんやわんやしたのを思いだします。

今年もご多分に漏れず丁度時期を数日ずらしての来日が二組。

夏のバカンスになんで高温多湿の日本に来るのだろう・・・おまけに日本で一番蒸し暑いと言われる京都を此の時期の案内せねばなりません・・・。

夏は涼しい所が一番だ!と言っても相手の都合も有るから仕方が無い、『そもそも涼しい所に行きたいのにお前が居るから会いに来たんだ!バカンスが8月なんだから仕方が無いだろ!』と言われそうですけどね。

我が家は此の夏は暑い日が続きそうです・・・。

 

カメラは賢くない一例。

薄暗い室と明るい窓、『陰翳礼賛』ではないですが、陰陽の良さが人間の眼では充分に見えていたのに残念ながらカメラのせいにして美しく見えていないとナジる私です。

でも、空間は陰翳の有る無しでは空間の奥行きが全く違いますね。

明るいだけでは能がない!

 

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印象派

人間の眼ではこうした見え方はしないと思います、カメラの成せる術ですね。

人間の眼はかなり複雑精巧で、暗い所も明るい所も見事な調整能力が有りますがカメラは明るい所、若しくは暗い所に絞りが合わさり陰翳の濃淡が顕著に現れます。

写真で見ると当に『印象派』の絵の様に光のコントラストがはっきりと現れますね。

写真は何となくフェルメールの絵の様に見えませんか?

 

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暑さ対策

建築における夏の暑さ対策は普通に考えますが自分自身の暑さ対策を真剣に考えているかと言えば、NO!でしょうね。

精々半袖を着るぐらいでしょうか、当然事務所内は空調機が働いていますからそれなりに涼しいのですが、外出時の暑さ対策はもう少し考えなければなりませんね。

私はたまたま帽子が趣味なので、夏はスローハットを被っていますがそれよりも強力なものを所持していました。

『所持していました』の過去形はどうなんだと言われそうですが実は忘れていたんですね。

子供達から父の日のプレゼントに『日傘』を頂いていたのです。

此の日傘、とても強力な断熱効果を生み出しています、多分温度差は10度違うのではないかと思うくらいの効果を発揮します。

侮れませんね〜今やもう少し大きい日傘が無いかと思うくらい愛用しています。

男性の日傘はまだまだ少数派ですが此の効果を知ったら止められません!男性諸氏!夏は日傘だ!!!!

写真は姫路城の写真ですが皆さんは姫路城を正面からよく撮りますね、勿論私も例外では有りませんが。

しかし此の風景が一番好きです。

織りなす姫路城壁、いい風景だと思います。

 

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今年もやって来たシンデレラ達

友人であるフランスはルーアンに住む建築家、ジャン・アラン・キファーの娘さん達ジュリアとレアが里帰りに大阪に帰って来た。

彼は日本人の奥さんが居るのです、話せば長いのではしょってしまいますがとても可愛くてキュートな娘達です。

もう16年間ほぼ毎年帰国しているのと僕も彼の家に行くので互いに極普通に日本語で会話致します。

ジュリアの日本語の上達は目を見張る進歩でした!やはり2週間の日本での学校編入はそれなりに変化が見られます。

それに比べ、ついつい自身のテイタラクに・・・まあいいさ。

今年は姫路城に行って来ました、かみさんとシンデレラ達二人を連れてまるで親子気分、姫路では上の娘と合流してチョットした一家、家族旅行気分でしたね。

しかし、姫路城はとてつもない混雑振り!やはり国際遺産に認定されると此処まで違うのか!しかも昨年より更に増えている。

これも外国からの観光客が増えている証拠なのだろう、日本もドンドンと変化するなぁ〜付いて行けるのだろうかと心配する、いや己自身の事ですけど。

 

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武庫川女子大学甲子園会館へ

甲子園会館は、旧甲子園ホテル(昭和5年竣工)を、昭和40年、武庫川学院が譲り受け教育施設として再生されました。写真の様に、中央に玄関があり、そこからフロント・メインロイビーを置き、左右に大きく食堂と宴会場をウイングの様に張り出し其の両翼の上階に独立性を保ちながら集約された客室群を階段状に配したフランク・ロイド・ライトの弟子である遠藤新の設計です。

両翼の上に建つ塔は客室やロビー等の暖炉の煙突です。

甲子園会館は、昭和5年に甲子園ホテルとして竣工し、その後海軍病院・米軍の将校宿舎を経て、昭和40年、武庫川学院が譲り受け教育施設として再生しました。
かつては「東の帝国ホテル(明治村で建物の一部を保存)、西の甲子園ホテル」と並び称され、阪神間における高級社交場としても賑わいました。
大学のキャンパスとなった現在も、学生や武庫川女子大学オープンカレッジ受講者をはじめ各方面からの見学など、多くの人に利用されています。
また2006年4月から新設の生活環境学部建築学科(大学)、生活環境学研究科建築学専攻(大学院)のキャンパスになっています。

以上の文章は甲子園会館のHP及びパンフレットから引用させて頂きました。

色々と工夫のある建築です、学ぶ事が多いですね。

ただ、弟子は師匠を超えられなかったかな?小さい所に異常?に興味が行っていたのか椅子のデザインはふ〜む・・な印象。
椅子に限らず幾つかその様な印象を受けたが全体的なまとまりは今の時代にも通用するデザインではなかろうか。

今回一番印象深かったのは半円窓かな、理屈抜きで何故か心に響いた。

もし今後僕が半円窓を使ったらこいつだなと思って下さい。

 

 

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昨日学んだ事

Facebook上で親しく?させている方で元サン◯リー宣伝部に居た方のお言葉が何故か響きました。

『客の判断は常に正しいと考えるべきである。分ってもらえないのは説明の仕方が悪いだけなのだ。もし、商品が悪くないとすれば』

此の「商品」を建築に変えれば同じ事だと感じます。

考えれば当たり前の事ですね、お客と言う事だけでなく対等な関係でも同じ事だと思うのです。
この「客」をスタッフ、家族、パートナーなど相対する誰でも良いのです。

要は『説明が大事』なんですね、説明→プレゼンテーション、私達の仕事にとても重要な事だと感じました。

でも事は単純には行かないですよね、100の言葉よりも1の現実とも言われる訳ですから。

色々と考えて行かねばと思う次第です。

写真は新宮から熊野本宮、十津川に行く道中に見えた滝です。

多分前日の豪雨で現れた滝なんでしょうね。

 

 

 

 

 

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六田邸地鎮祭

朝の早い段階からヤな天気だ、そうこうしている内に土砂降りの雨が・・・。

今日は地鎮祭の日、雨は9時には止むと、その後2時頃までは曇り空の予報のはずだったが・・・外れたか。

現場到着の10時には相変わらず土砂降りだ、こうなったら『雨降って地固まる』で行くしか無い。

しかし祭事の始まる11時には雨が止んだ!これでなんとかなりそうだ。

思えば六田さんから仕事の依頼を聞いた時は”絶対無理!”と思っていました。

金銭面でこれは造れんだろう、と思っていましたが思いが通じたのか銀行、土地、工務店等其々のハードルを無事なんとか越えられてやっと此処までこぎつける事が出来た。

これはひとえにクライアントである六田夫妻の努力の賜物かと、又それを支えた双方のご両親の応援が無いと成立しなかった。

ひょんな繋がりで家を造る事になったのもこれもなのかの”縁”なんだろう。

当事務所としても新しい方法とデザインで今までに無い分野の仕事になる。

今までのような一からの手づくりとは違い、既成の有るものを利用しながらローコストにモノを造る。

これは今まで経験した事が無いので中々難しい、しかしこれを克服すると30代の若者?でも家が建つ事を実証出来るのだ。

まぁ問題はうちが成り立つかが有りますけどね。
何はなくとも六田家の皆様おめでとうございます。

 

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暑さには『気』合いだ!

週末は家族のリクエストに応えて熊野勝浦へ。

温泉で休養と言いつつそこまで運転すると疲れるばかりやん・・・は心に秘めて行きの疲れはさっぱりと温泉で流す。

勝浦にはもう何年振りか!家族と来たのはほぼ18年前か?多分そうだと思う。

もう記憶がすっかり消えている、魚釣りしたくらいは片隅の残っている程度です。

その後は自転車で南紀を廻ったのが多分8年前ぐらいかな〜辛かった思い出だけです、何しろ坂しか無かった・・。

登りと下りの繰り返し・・車の交通量も多かった・・。

あまり良い思い出が少ない南紀だな。

帰りは私の希望で熊野本宮→十津川→五條経由で帰宅のコースだが五條と熊野本宮は良かった。

八咫烏の3本の足の由来に付いて解説が有ったが思わず『そうなんだ!』と感激した、皆さんも是非一度ググって下さい。

で其の本宮で今年の『書』が有りました、それが以下の写真です。

ついでに私が書いたのも添えていますが腕前は横綱と出世相撲に出る前くらいの差ですね、序の口にもほど遠い・・・腕の無さでした。

まぁ今年の夏はこれで生きます(行きます)!

 

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窓って不思議ですよね、なんか世界に繋がっているような気がします。

室の中は当に自身の現実の世界ですが、窓の外は誰も知らない(自分以外は)人達が動いていて空も地面も見える風景は全て自分とは全く違う動物・植物や人が動いています。

其の接点が窓のような気がするんですね。

窓の内側は全く安全な世界に居てて其の外は想像もつかない世界が広がっています。

そんな接点が窓なんですね。

時々怪我で入院していたら病室から見える風景が自分と全く違う世界に見えて勝手に想像して物語を作ったりして遊んでいました。

そんな事が有るからでは有りませんが、僕は窓のデザインにこだわっているようです。

窓の位置、大きさ、高さは其々理由があります。

室から見える風景、目線の誘導、風の入り具合等等、只漠然と窓の位置を決めている訳では有りません。

結構悩むんですよね〜。

 

先日篠山に行った時に見つけた蔵の窓です。

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暑っつ〜〜〜!!!

梅雨は開けたのか???寝起きで既に汗まみれ・・・・寝起きでいきなりシャワー!。

事務所に行く道中も流石に歩きで行くのは危険?と感じて自転車で。

風を切っても生暖かい、いよいよ夏本番か、月末に控えた婚儀も暑いんだろうなぁ〜間違ってもガーデンセレモニーは無いだろうな???。

さて、先日篠山に行った事は前日書きましたがその折にとても素敵な手作りのお店に出会いました。

『てづくり』此の言葉は自分に響きますね、自分達も当に『手づくり』の仕事だからです。

建築業界では機械化がドンドン進んでいます、例えば木造住宅の場合、構造材の仕口(以前当事務所のホームページにある建築教室に書きましたので参考にして下さい)などはプレカットと呼ばれてコンピュータ化されて機械で刻まれています。

鉋や、げんのう(金槌)等も機械化されてしまいました。

今や大工さんがノコギリ、げんのう、カンナ等を所持している姿はほとんど見かけなく成ってしまいましたね。

かろうじて私達の仕事場(現場)では昔と変わらぬ姿で今も墨付け、カンナ掛け、ノミや、げんのう等でお仕事されている大工さんが居ます。

大工さんに限らず左官屋さんも何十種類もあるコテを操り有る時は其の壁を塗る為にだけのコテを造ったりする左官屋さんんです。

余談ですが其の左官屋さんに頼んだ熊本の『玉東町の家』が日本漆喰協会から作品賞を頂きました。
こうした手づくりの仕事は機械では表せない味のある仕上がりになり、ひいては全体的に心温まる空間が出来るのだと思うのです。

『人の手に依る仕事』これが僕達の理想でもあるのです。

 

写真のお店

『鷹需細工所』篠山市河原町

 

 

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河原町妻入商家群

所用で丹波篠山町にある河原町妻入商家群を訪れました。

約5年振りでしょうか、以前訪れた時と随分改修された建物が増えていました。

旧街道の面影を残した町並みの河原町は、建築を学んだ者も、待ちブラしたい人も充分に楽しめる町並みになりました。

篠山城築城後まもなく町造りがはじめられ、城下町篠山の商業の中心として栄えました妻入商家です。

妻入の商家が特徴で、余談ですが普通よく見られるのは平入の商家が一般的でしょうか。

千本格子や荒格子、袖壁、うだつなど江戸時代の城下町の姿を今に伝えていま。

勿論、国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれています。

色んなお店もさりげなく、中にはそんな事お構い無しに商品をおおっぴらにしているお店も有りますが、概ね品よくお店を出していますね。

今日は平日だったかもしれませんが祝祭日や週末辺りはどうなんでしょうか?

又訪れてみたい場所です。

 

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