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シトロエン2CV(ドゥーセーベー)

先日富山の帰りに横を走っていました、年老いた母親と娘さん?が運転していました。

シトロエン2CVは私が産まれた1950年辺りに発売されたと聞きます。
もう60年以上前に開発された車なんですね。

近代的な機能満載、人の手からはなれて自動化されようとする昨今の自動車の対極に位置する手の掛かる車です。

勿論パワーハンドルとかエアコン、パワーウインドウ等の様々な機能は全く有りません。

サイドミラーも手動で動かす当にアナログ的な車です、そう『人が動かす』車ですね。

此の車の開発には以下の事柄を目標を置かれたそうです

• 50kgのジャガイモ又は樽を載せて走れること
• 60km/hで走行できること
• ガソリン3リッターで100km以上走れること
• 荒れた農道を走破できるだけでなく、カゴ一杯の生卵を載せて荒れた農道を走行しても、1つの卵も割ることなく 走れるほど快適で乗り心地がよいこと
• 車両重量300kg以下
• もし必要とあれば、(自動車に詳しくない初心者の)主婦でも簡単に運転できること
• スタイルは重要ではない
• 悪路踏破力、乗り心地、経済性のいずれにおいても厳しい条件

実際には全てを満たす事は到底かなわない事だった。

冷静に考えてみた、これって私達の仕事とよく似ている、建設に掛かるコストが全くローコストなのに、其の2倍〜3倍掛かる要求をされる事である。

一概に『出来ない!』とは言えないのが我らの性なのか猛烈に屈指してあの手この手と頑張ってしまう悲しい・・。

それはさておきもの車の良さは人の暖かみを感じるのは私だけだろうか?『家は手がかかる』のだ、手入れは重要なのです。

な〜んにもしないと家は痛んでしまいます、勿論お掃除も重要です、それと同時に修理も必要、外部に木部が面していたら防腐剤も塗りましょう。
家をメンテナンスする事で家にも愛着がわきます。
モノを大事にする=愛着を持つ事。

便利さだけに着目してモノの大事さを忘れてはいませんか?

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