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デザインを意識しない

住宅を設計する時に最初に考える事は、其処に住む人が如何にのびのびと住めるか!です。

それを踏まえた上でどの様な住まいを提供するかの発想を考えて行きます。
当然クライアントは今までの自分自身の住体験がベースに成ります。
その住体験から少し?半歩?一歩進んだ『新しい住まい方』→もっとこうすれば快適性やノビノビさが出ますよ!
と提案したりします。
生活空間の骨子をデザインします、決して気をてらったりさも何か他とは違う見え方を狙ったりはしません。
良く言われる『デザインする』と言う事は有りません。
逆に何もしていないと言われる事が重要かもしれません。
ただ誤解の無きように言いますと『『デザインしない』→『なんにも考えない』では有りません。
素直に生活空間を構成する事に腐心します。
空間のデザインは其々理由があります、予算であったり、敷地状況であったり、施主の生活体験、同じく理解度、様々です。
地域に溶け込む建築も有りです、勿論自己主張する建築も存在するでしょう。
問題は何処にクライアントが望んでいるかでもあります。
意識しすぎる事無く高齢のクライアントが後25年以上は気持よく生活出来る住宅を考えてみました。

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