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労働時間

今日もニュースに成っていましたが、新国立競技場の建設現場で自殺者が起きた。
工事の遅れ?で、とてつもない残業を強いられ『寝る暇もない』ほどに労働を強いられ責任に耐えきれず自殺した話だ。
電通の就業で若い子が自殺した。
何が原因なのか詳しくは解らない、しかし多大な残業を強いられていた事は確かだ。
大『昔は徹夜徹夜は当たり前』と私の同世代はよく言われます、もう少し若い『モーレツ世代』も当然のごとく言われますね。
しかしそんなに働いて何か得るものはものは有ったのだろうか?僕も事務所を立ち上げの時に先輩に頼まれた仕事で数ヶ月過酷に働いた事が有ります。
まぁ、私には何事もなく今も元気ですが当時は辛い日々でした、今となっては笑いとばせれる話ですけど。
それが何かの役に立ったか?と言えば全く何も役に立たない無意味な時間だったとは言えます。
ただ報酬を得る為に費やした労働と言えるでしょうか。
若いうちは働く意味がなければ絶対ダメだと思います、其処になにか自分に取ってプラスに成る時間、仕事なら働く意欲だけは続けられます。
又意欲が疲労を軽減出来るかもしれません。
何をしているのか?只今の案件を処理するだけに追われている時は誰もが疲労するだけなのではないかと思います。
当に機構の駒、手足、機械のごとく扱われては人間の尊厳に関わる話ではないかと思うのです。
底辺にはコストの追求に寄る人員が適切に配置されていない事も挙げられるのではないでしょうか。
何時迄続くのか解らないけど働く意欲を持てる環境が整えられる事を祈るばかりです。

 

写真は本文と全く関係ないけどバルセロナに行った時に美術館の入口で見たピクトグラムです。
ピクトグラムですから万人に解る標識です、よほど色んな方々がこんな格好で入って来るのでしょうか?
観光国、観光地も大変ですね、ルールやマナーは其々なのでしょうが『郷に入れば郷に従え』ですからね。

 

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