ブログ

現場で働いていた時

若い時代は自分がどう生きて行くべきか悩んでいた時代でした。

若いから悩めるんだろうし悩んで、もがき苦しむのが特権でもあり成長する証でもあったのだろうと思います。

最初は造船所で『製缶工』でまっしぐらに働き、色んな事情で今度は鳶職に。
これが又自分の天職か?と思うくらいに腕をメキメキと上げてあっという間にいっぱしの鳶職に収まりました。

鉄骨の建築の骨組みを組み立てる(建て方)作業時には今の時代と違い命綱なんて有りません。
高さが15メートル以上の幅15センチの梁の上を、しかも仮止めですから何気にゆらゆらと揺れているのに歩く訳です。

高い所で眺めていると本当に気持のよい職場でした、が、一度だけ落下しましたね〜その折には人生で一度だけ、走馬灯のように過去の思い出が蘇ったのです。

運良くと言うか当たり前ですが命綱が無いけど3層ごとにネットを張っていたので助かりました。

そんな若い時代でしたが一番若者らしく楽しく過ごしていた時代でしたね、しかしその後、その楽しく過した分の倍以上勉学に励まねば成らなかったのは参りましたが・・・・。
どちらにしても若いから出来た、若いからもがいたんですね〜それに引き換え、なんとぬるま湯の中に今は居るんだろうと書きながら反省しています。

 

とび

 

コメント

大野鶴夫 プロフィール

建築教室

おーの の 雑記帳
[過去のブログ]

過去の記事

カテゴリ

管理

ログイン