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理論だけでは出来無い建築

建築を設計する場合、基本は論理的に、法的に準じて考え、文化も含めた設計する。

しかし、時折設計の条件で、『家相』が持ち込まれる事がタマに有ります。

これは個人の『思い』でも有るので尊重して計画を進めます。

しかし、余りにも迷信的な事柄については充分に説明をして、其の事柄等はあえて気にせず進めたりします。

『家相』は19世紀初期に出現したと言われ1845年頃(幕末)にピーク一度達しその後明治20年頃から明治末頃に更に増えたとされています。

此の頃の時代背景や気候風土等の考え方なので今の時代とはかなりの格差があります。

一番顕著なのは下水道の完備、火気の管理が全く違う事から『家相』の論理をそのまま引用する必要性が無い箇所も有ります。

しかしそうした物理的な箇所以外に精神的な箇所も有り、一概に全てが迷信とは片付けられません。
又『家相』と並び『風水』もあり、どう違うの?とよく聞かれますが基本は同じ東アジアからの出自です。

私達が一番悩ましいのは『家相』『風水』も流派がかなりの数に有り、其々において考え方が違います。
判断方法の相違があるので判断結果が其々に違います。
よく聞く言葉で『Dr.コパ』『黄色い財布』『運気』等々色々と有りますが其々に置いて色々ですね〜。

私どもはいいとこ取りで解釈して行くのが一番と考えて居ります。

 

写真はスカイビル側から見た大阪北ヤード開発地域を見た所です。

夜は汚いものを全て隠してロマンチックな灯りで風景を造るのですね〜

 

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