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合間に考える

高齢者の為の住宅プロジェクトが進行中だ、今まで依頼された住宅の中で一番のお年を召した方が今回のお客様。

しかもお体も本調子では無さそうなご夫婦ですので将来を見据えながらの計画です。

一応高齢者向けのすまい関係はそれなりに学んで来たつもりだが、実際となると個々色んな解決の仕方が有るので当然同じパターンには成らない。

毎回が新鮮であり毎回が初心者同様かもしれないですね、そんなプロジェクトに没頭してたら凄い忘れ物をしていました。

実は昨年末から考えていたテーブルのデザインをすっかりほったらかしにしていました。

板材など材料関係を買い付けたまでは良かったのですが、年末のドタバタしている時に高齢者の為の住宅プロジェクトも進めないと行けなくなってテーブルのスケッチは机の隅に追いやられたままで、その内板材を買い付けた事さえ忘却の彼方・・・・。

ふと我に帰り高齢者の為の住宅プロジェクトの合間にテーブルのスケッチも再開しました。

板材も引き取りに行かねば成らないのです、木材店に放置したままに成っているのでホント迷惑千万な私です。

もう3月だ、頑張ろう!!

 

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現場で働いていた時

若い時代は自分がどう生きて行くべきか悩んでいた時代でした。

若いから悩めるんだろうし悩んで、もがき苦しむのが特権でもあり成長する証でもあったのだろうと思います。

最初は造船所で『製缶工』でまっしぐらに働き、色んな事情で今度は鳶職に。
これが又自分の天職か?と思うくらいに腕をメキメキと上げてあっという間にいっぱしの鳶職に収まりました。

鉄骨の建築の骨組みを組み立てる(建て方)作業時には今の時代と違い命綱なんて有りません。
高さが15メートル以上の幅15センチの梁の上を、しかも仮止めですから何気にゆらゆらと揺れているのに歩く訳です。

高い所で眺めていると本当に気持のよい職場でした、が、一度だけ落下しましたね〜その折には人生で一度だけ、走馬灯のように過去の思い出が蘇ったのです。

運良くと言うか当たり前ですが命綱が無いけど3層ごとにネットを張っていたので助かりました。

そんな若い時代でしたが一番若者らしく楽しく過ごしていた時代でしたね、しかしその後、その楽しく過した分の倍以上勉学に励まねば成らなかったのは参りましたが・・・・。
どちらにしても若いから出来た、若いからもがいたんですね〜それに引き換え、なんとぬるま湯の中に今は居るんだろうと書きながら反省しています。

 

とび

 

気が付いてみると

此処数年の仕事の傾向として『住居系』が続いている。

まぁ、住宅て言ったほうが伝わりやすいのですが、『集合住宅』は住居系では有るものの『住宅』ではない。

集合住宅は『分譲』と『賃貸』にも分類されるように設計手法も違います。

集合住宅での分譲と賃貸の違いは後日に述べるとして今日は住宅関連のお話です。

住宅の設計を設計事務所に依頼するのは僕が知る範囲内では日本がダントツではないでしょうか。

個人住宅を設計事務所に頼む発想は欧米では数少ないでしょう、どちらかと言うと稀?ではないでしょうか。

日本でも個人住宅を設計事務所にお願いする事もそう多い訳ではありません、どちらかと言うと少ないほうでしょう。

しかし欧米に比べるとダントツに日本のほうが多いのです。

とは言いつつ日本での住宅供給先は1位はハウスメーカーさんですがハウスメーカーさんにも1級建築士2級建築士木造建築士さんも居てますから設計士が住宅を設計する事においては同じです。

では何故設計事務所に依頼するのか、依頼したほうが良いのか、実は僕も明確に説明出来ない所が有ります。

ハウスメーカーさんは規制が有るので間取り(プラン)や姿(建物の形ウ)がほぼ決まっているが設計事務所は自由な発想で設計してくれる、とよく言われています。

そうなんだろうか?余変わらんのが多いような気がするんだけど、だいたい変わっているから良いのか?。

そもそもハウスメーカーさんに在職してその後独立すると『設計事務所』だし、学習をハウスメーカーさんでして独立したらいきなり別モノが出来るとは思えない。

又施工主体の工務店で設計を学ぶと施工する側での設計の仕方を学ぶのでどうしても設計塾度が弱い傾向だし。

設計専業だったら設計密度の高い仕事をしているのか?と言うとそれも・・・・。

そんなこんなで設計事務所もかなりの数が有ります、私もまだまだ発展途上の段階に居ます。

でも本音の所、設計事務所も国会議員と同様『定数削減』して頂いたほうが良いなぁと思うのです。

今日はなんか過激な発言でした。

 

写真は先日久し振りに自転車仲間と中国料理を食べに『みわ亭』に行って来ました。

自転車クラブの『スキー部』?の集まりでした。

私は今期、膝故障でスキーは諦めています、只の宴会要員ですけどね。
なんか悔しいなぁ〜

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2月26日 2・26事件

先日NHKで2・26事件関連の番組が有りました。

私にとっての2・26は教科書に出ていたなぁ〜のレベルで、つい『犬飼首相暗殺?』なんて5・15事件と混同していたぐらいのパープリンな知識でした。

NHKの番組は岡田首相の脱出劇にスポットを当てていたぐらいなのですが、急に2・26事件の概要を知りたくて思わずググってしまい→ をウィキペディアを読みふけってしまいました。

不勉強だったなぁ、内容については是非とも色んな書籍などで読んで頂きたいのですが、私は別の感想を持ったのです。

世の中発言力持つ人々、それは権力者であったりメディアを動かせるひとであったりの立場の人達が誤った行動に出た場合大きな問題を起こしてしまうと言う事でしょうか。

これは、今私達の生活の場でも言えるのでしょうね。凄いミニマムな所からと言うと『家庭内の発言』『事務所内の発言』

『家庭内の発言』は。足下の平和をどう維持するのか!`『事務所内の発言』は建築を造るのにどう活かせるのか、方向性、デザインの決定等、建築界での立ち位置を確立させる為には重要です。

『もの言えば唇寒し秋の風』に成らない様にわきまえて行動しなきゃ!と思考があらぬ方向に行ってしまいました私です。

 

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病院渡り鳥??

膝の半月板治療に国立刀根山病院に掛かっていましたが主治医の意向で『膝専門医』の阪大へ変わる事に成りました。

大学病院は一番行きたくない所なのですが、誤解の無い様に言うと医師の事でいきたくないのではなく、受付時間、診察待ち時間、会計待ち時間と待ち時間が掛かりすぎるのです。

今日も午前9時半に門をくぐりましたが、出るまで3時間20分・・・診察時間は15分で終了!

医師はとっても優しく丁重でした!でも・・又来週の木曜日に行くのですが今から憂鬱ですね〜。

何故そんなに待ち時間が掛かるのかは解らないのですが、患者さんが集中している事は確かなのでしょう。

もう少し医師情報を公開して欲しいなぁ〜町のお医者さんにもきっと『名医』が沢山居るのではないかと思います。

膝を早く治したい!!

 

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スケッチに励む

住宅の改修+増築の案件を思考中!!

新築と違い既存の住宅(建築)の影響、存在、機能などを考慮しなければ成らないので制約が結構有ります。

今回は改修以前の建築に解決すべき事項が多くスタート時点で既にネガティブだ。

まぁ、私とこの事務所は、ややこしい案件に益々ファイトが湧くのか結構頑張るフシが有る・・・。

時間が掛かる事このうえないのだが・・今回も先に言った様にネガティブスタートだ。

今までこうした案件が多かったのが幸い?していたからか問題の整理が早い。

こうした案件はむやみやたら攻めても仕方無いのだ、問題をキチンと整理し、向かうべき方向性を決めたら何が出来るかを積み重ねて行く。

出来る出来ないを把握していないと堂々巡りに陥るからだ。

此の案件も、時間は掛かったが、まぁなんとか目指す方向は掴めた。

もっと言うと実はもっと越えなければ成らない壁が有る、それはあくまでも私のスケッチ(フリーハンド)上で整理出来ただけで製図されるとシビアなのだ。

何しろスケッチはフリーハンドなので都合良く手が動くので、キッチリ製図されると寸法が合わない事多々有ります・・・。

まぁこれから!これから!

 

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