住宅から例にとりましょう。
帰宅して、家に居てくつろぐ場所は何処なんだろうか?家事作業を終えたとき、ホッとくつろぐ場所は?。
外から帰って疲れた体を休めたい時は何処で?食事の後気分を変えて団らんのひとときを過ごす場所は?
精神的に休める処、気分を変えたい処、是等は其々において一つではありませんね。
状況に応じて感覚は変わります。
よく言われる『リビング』『居間』『茶の間』は決まっている訳ではないと思います。
人間は型にはまっている訳では有りません、人が10人居れば10人が其々性格や考え方が違います。
当然感覚も違うのですね。
くつろぐ場所も一つとは限りません、畳の上でゴロゴロしたりソファーで本を読んだり、ベランダか庭に出て外の空気を吸ったり、ダイニングテーブルでお茶を飲んだりと様々です。
くつろぐ場所は幾つも有り、又くつろぎ方も様々だと言う事です。
家の室内空間は形にはめるのではなく臨機応変に使い方を変える事が出来る事が大事ではないかと思います。
とは言っても一応は概ねくつろげる場所を造る事は重要ですね。
言い換えればテレビが有ればそこは人がいつの間にか集まり易く団らんの場所になり易い。
只皆さんがテレビに夢中になってしまって会話が無く成ってしまうのも困りモノですけどね。
ソファーやゴロゴロ出来そうな絨毯や大きめのクッション等はくつろげる場所の家具・小道具として役に立ちます。
高い天井等も雰囲気を醸し出しますね。
『くつろぐ』は休息であり充電でもあり、団らんでもあるのです、皆さんの『くつろぐ』はどんな形なんでしょうか?
日辺りの良い所でネコと戯れる。
庭を見ながら読書を、合間にワイン等軽いアルコールを頂く?それとも香り高い紅茶なのでしょうか?
家族揃ってのテレビ鑑賞、食事の早い人はソファーで、ゆっくり味を楽しみながらの人は大きなダイニングテーブルで。
椅子型の生活よりもゴロゴロ寝頃ぎながら、板間や畳のくつろぎ。
土間で遊んでいる子供相手に板間で読書でもしますか。