ブログ

【日記】カテゴリ

古典ではない!モダンだ!

古民家の改修時に既存な建物の中で宝探しをやります。

昔の建築の建具なんかは特に『おっ!凄い!』のが見つかります。

そんな時は、してやったり!と本当に思うのですね。

又そうした建具のデザインを見ると技術の凄さはさることながらデザインも本当に斬新です。

今の時代にも十分通じる所があります、いや、もっと先を行っているかのごとく存在感を示しているのもあるのです。

写真の建具も其の一つです、此のリズム感とシャープさは『負けた!』と思わずに居られません。

先達つの知恵とアイデア『勉強に成ります』

 

s-ono-5516-1

寒い!!

今朝は冷えていましたね〜我が家の前の蛍池も一部氷が張っていました!

別に驚く事ではないのですが、今年は年明けまで暖冬と言うかお戦い日が続き此処数日で急に冷え込んだので、体がついて来ないです・・。

ここ近年本当に春と秋が短くなったなぁ〜と思っていたのですが今年は暖かい秋が長過ぎましたね。

何でも急は問題有りです・・体が早く冬用に成れば良いのですが・・。

スキーも出来ないので冬は早く終わって欲しいなぁ〜と勝手に思っていますが、やはり長い冬があってこそ暖かな春の良さを感じるのでしょうね。

 

夜の当事務所のギャラリーは本当に静かなものです、余計に寒さを感じます。

DSC04761

 

33周年

結婚して33年、独身時代より長い年月を二人で過ごして居ります。

思い返してもあっという間の33年間・・(昨年も同じことを言ってたような・・・・)分母が増えれば時間の経つのが早いものですね〜

DSC04757 DSC04759此処数年結婚記念日は『ブルディガラ』の根井さんの所で過すのが恒例に成って来ました、理由はよく解りませんが・・。

決まった所で決まった時間を過せるのは平和な証でしょうか、進歩も変化も無い無いですが家庭は平和なのが一番!黙ってても仕事場は激戦区ですから家にまでそんなものをゴメンこうむりたいですね。

又これから1年平和な日々が続きますよう、そして来年も同じ状況で過ごせるよう頑張ります。

 

 

難しい選択

中国がよく引き合いに出さされる環境問題、それに一番近いエネルギー対策について。

建築も同じでイニシャルに掛かるエネルギー対策は勿論、ランニングに掛かるエネルギー対策も重要です。

昨今、照明器具等、光、灯りに関してはLEDランプがほとんど占めています、何が何でもLEDな状況ですね。

私にとって灯りはとても重要なデザイン要素の一つです。

誤解の無い様に、私にとってデザインはクライアントには必要ではないか、住宅なら安らぎではないか、社会には重要ではないか、色々とあります。

決して自己主張したい自己都合で造る事はありません。

と前置きはさておいて、このLEDは時と場合によりますね。

LEDの場合、特徴として光が真っ直ぐ飛んで来ます、白熱級がアナログならLEDはデジタルと思って頂いて下さい、

非常に眩しく感じます。

光に柔らかさをだすのに色々と考えねば成りません、私が使う場合、間接的に光を反射させて光源は直接見えない様にしています。

『街の灯りがとても綺麗ね横浜〜🎶』と古い歌があります。光は灯りは景観も造ります。

さりとて白熱灯はエネルギーをLEDに比べて沢山使用します。

この辺りがせめぎ合いなんでしょうね〜設計者!もっと考えて光を灯りをデザインしましょう!!

 

此の写真を見ると情緒が・・・もう少し柔らかい光が欲しいなぁ〜

 

04584

 

Tプロジェクト

30年前のクライアントから再度お声がけを頂いた。

シャンソン歌手として活躍されているクライアントが,稽古場、教室を兼ねたホールを望んでいる。

遮音、吸音等と音響の設備を必要としているプロジェクトです。

独立した最初の仕事がプロピアニストの稽古場でした。

プロは弾くピアノの音量は半端ではなく500Hz(88鍵の最低音)で120phon(ジェット機のエンジン音)を出す。
これを60phon(普通の会話)まで引き下げる処置をしなければ成りません。

昔の設計図を探し出して、と、思いましたが流石に34年前の設計図は行方が解りません・・・。

又一から勉強し直しです、まぁ今の時代もっと進化しているはずです、基本的な事はまだ記憶がありますから、より進化した音楽ホールを実現したいと思います。

 

DSC05235 2

 

今シーズンはスキーを断念・・・

思う様に体を動かせないのはストレスの溜まりものです。

元来体を動かす事が日常と思ってる私には、じーーーーと動かずに日常を過すのは入院時と決まっています。

別にアスリートでは全くありません!只の子供ジジイです、が、たまには走ったりしたいものです。

出来なくても自分の思う速度で歩きたい、思う方向にサッと向きを変えたい。

流石に半月板を2回も損傷すると少々落ち込みます・・こう成ったらジタバタせずにしっかり治療して来年のスキーシーズンに備える事にしました。

今年はスキー場で温泉三昧!!(そこでスキー場??)します。

 

写真は先日野沢温泉のとあるビールバーでの一コマ。

仲良くして頂いているK山さん乗鞍に駆けるヒルクライマーです(昼暗いマン→夜男)

 

04690

充実した連休

やはり野沢温泉は楽しかった!

此処3、4年ほど年一回野沢温泉に行っていますが年々変化するのは外国からのお客様です。

今回は本当に沢山の外国の方が来ていました、多分オーストラリアからのお客様だと思います。

たまたまお宿の風呂場でお会いした(当に裸のお付き合い)方もオーストラリアはシドニーから来られた方でした。

聞くと今回で2度目、しかも野沢だけ。

スキーを楽しむ為に来ているとの事で、不思議に思い日本のゲレンデは狭いしゲレンデの食べ物が余り充実していないのでは?と聞くと「いやいや、ゲレンデコンデションはカナダより良い!食べ物はう〜む・・・しかし人が良い!」とのこと。

何にしても気に入られると言う事はとても良い事でしょうか。

私はお風呂がとっても良かった!おかげで静かなロービーを独り占めしてお仕事に精を出せたし、めでたしめでたし!の3日間でした。

 

 

窓から見る野沢温泉の風景!と言いつつ陽が暮れていますが・・・・。

DSC04685 2

 

平成2年に完成した『東山魁夷美術館』です、26年前に訪れましたが素晴らしいデザインをしています。

設計は私が最も尊敬する谷口吉生、建築家である父の谷口吉郎と東山魁夷が親しかった事で以前から東山魁夷の展覧会の会場構成を手伝っていた経緯もあり此の美術館を設計する事に成ったとの事。
東山魁夷の作品を邪魔する事無く額縁のような建築です。

DSC04720 2

明日から3日間湯治

雪不足の折スキーに行く酔狂な人達が居ます。

自分の足の怪我もあり今は全くスキーに興味無し!!(と強がっています)怪我をしているので湯治に行きます。

行き先は『温泉で有名』な野沢温泉、そう野沢温泉です。

外湯巡りの出来る温泉地の『野沢温泉』
さぁ、明日から体の治療、足の治療に専念!だが商売道具は持参するのです・・・。

 

 

DSC01206

手間をかける

最近つくづく思う事がある、何事も忙しい、何事もクイックに(せわしい)、何事も簡単に、等々。

例えばメールが来るとすぐ返事を要求される、急ぐなら電話がしてくれ!大事な話もメールで来る・・・。

例えば移動も新幹線、飛行機、日帰り、折角来たのだからもう少し其の地を見て帰ろう!!。

結論を急ぐ事が多い、そう簡単に結論を導きだして良いのか!!検証、裏付けは必要ではないのか?!

何故かせちがらい世の中に成って来ては居ないか?

流れる時間を大事に、一日一日を大事に有意義に過したい、モノを造る事に意義を持ちたい。

勿論お金も大事、何たって当事務所は当に回遊魚!停まると即、沈んでしまうような経済状態の経営だ(反省!!・・・・)。

だが、本質を大事にしたい!モノを造る為の時間は惜しまない!『手間をかけ・時間もかけ』納得して仕事を進めたい。

とカッコ良く言っていますが、実情は阿倍野ハルカスの最上階にロープを掛けてもう一つのハルカスにロープを繋いで其のロープ上に綱渡りをするとてもスリリングな経営状態です・・『スリル有るわ〜〜・・・』

チョッと『M』入っているかも・・・。

 

チョッと前の話、年末に書く年賀状の場所は此処20年ほぼ此処で書いています。

年末の31日の18時から22時まではまずお客が来ないのでカウンターを独り占めにして1年を振り返りながら書いています。

しかもコーヒーですよ〜。

しかしバーなんでカッコだけお酒を置いています。

 

DSC05204

たまには失敗!!

事務所に到着すると、まず最初の私の仕事はコーヒーを入れる事です。

通常、コーヒーは30年来同じコーヒー豆屋さんから同じ品種で同じブレンドでお願いしているので味はほぼ一定です。

『慣れた味』『変わらぬ味』と申しましょうか、はたまたな〜ンにも考えず惰性で飲んでるとも言いましょうか、その辺りは解釈の仕方です。

で、たまに海外からお土産でコーヒーの豆を頂く事があります、又自分でも買って帰る事もあります。

結論から申しますと、まずコーヒーのお土産は辞めたほうが良いかもです、はっきり言って『美味しくありません!!』

時間が経ち過ぎなんです・・コーヒーは生物なんですね〜。

コーヒーは煎りたてのの豆を飲む前にひいて、ユックリと泡立てて優しく入れて飲むのが一番『美味しい!』

しかも今朝はお土産コーヒーを入れようとすると既に粉にされていました、よく考えれば良いのに後で気が付いたらエスプレッソ用の豆だった・・・・。

まさか!と思いましたが飲んでみて解ると言う大失態・・・。

まぁ〜たまにはありますわ・・・と今年最初のチョンボをやらかしました。

 

 

2016-01-06 10.21.29

暖かい今日この頃

年末からお正月の今日4日だが冬とは思えない暖かさだ。

スキーシーズンに入っているはずなのだがスキー場は雪不足と聞く。

まぁ、私は今シーズンはスキーは諦めているのでそんなに残念な気持ではないが、やはりそこはそれ、スキー愛好家としてはどうなっているのだろう?と思わずにはいられない。

ちなみに此の週末にスキー場には行くのだが私は只の宴会要員、人数合わせである。

丁度温泉があるスキー場なので外湯巡りしながら湯治に精を出そうとの魂胆です。

今年はエルニーリョ現象で日本は南からのお温暖な風が入り込んでの暖冬と聞きます。

地球の気候変動が身近に感じられるのはある意味驚異を感じるのです。

自分達で出来る事はなるべく参加しようと心がけていますがもう少しメディアも報道が足らないのではないかと。

朝からゴシップ流す前にもう少し環境の事を伝えるべきではないかと思う今日この頃です。

 

 

我が家の茶の間ですが冬は晴れたら暖房機はほとんど使いません、逆に半袖でも良いくらいです。

それだけ太陽のエネルギーは強烈です。

DSC05222

あけましておめでとうございます

皆様、新年あけましておめでとうございます。

毎年、此の時期はいいですね、色んな事がリセットされて新しく目標を設定し其の目標に向かって行ける訳ですから。

残念な事は忘れて希望に燃える事が出来る最高な時では無いでしょうか。

何時も暮れに成ると反省する時は、今年も目標からほど遠い所で終わったな・・と肩を落とすのですが、やはり新年は嫌な事は忘れて新たな希望で前へ進む事が出来ます。

今年の新たな目標は・・内緒です!!

皆様にとっても良い年であります様に共に楽しい1年を過しましょう。

 

 

DSC05211

仕事納め

今年も波瀾万丈な一年でした。

いい加減にもう歳なんだからゆっくりさせて欲しいなぁと思っているのですが思いとは裏腹に走り廻っているのですね〜・・。

僕には似合わない事なのかもしれません。

来年も怒濤のごとく、いいえ前言撤回!静々と励もうと思います。

今年一年色々とありましたが来年も懲りず、もの日記に又お越し下さい。

来年も宜しくお願い致します。(一応年末のご挨拶とさせて頂きます、多分大晦日まで何か書くと思います)

皆様にも良いお年を!。

 

 

刀根山の家5

建築ジャーナルに掲載されます。

近年設計しました住宅、古民家の改修、集合住宅、旅館等8件の建築が『建築ジャーナル』誌に7ページに渡って掲載されます。

紙面に限りがありますので充分には理解出来ないかもしれませんが、私達の建築的指向がほんのりと解るのではないかと思います。

もしお時間がありましたら書店等で一度手に取ってみて下さい。

DSC04666

 

 

DSC04667

一歩一歩前へ

何事も希望と現実は中々一致しないのが通り相場と成っています。

今年はいろんなコンテストに応募しました、その中で3っのタイトルを得られる事が出来ましたが、希望する一番はダメでした。

どちらかと言うとブービー賞(下から2番目)ですね。

喜んだのは束の間で現実は・・・落胆は大きいけど取りあえずは評価されただけ『良し』としようと思います。

来年は更なる飛躍を目指して頑張ります!!

 

都会のビルの谷間に沈む太陽です、何故か好きなんですね〜なにしろ沈んだら次は『浮かぶだけ!』

 

IMG_0660

久し振りに岸和田へ

昨晩は、久し振りに岸和田で同窓会に行って来ました。

以前、岸和田市の市役所内の部署『都市政策研究所』で8年ほど研究員をしていました。

普通研究員は2年任期で交代するのですが何故か4期務めてしまいました。

いきおい同じ任期を務めた人も2、3人居てたのと行政の職員さんとも仲良しに成り意気投合してボランティア勉強会を造ったのです。

其の名も『岸和田チャリンコ隊』何故チャリンコかと言いますと別に僕が自転車好きから来た訳ではなく、岸和田をくまなく駅のレンタルバイク(ママチャリ)で走り廻って岸和田の良い所を探し観光資源にしよう!との発想からでした。

結構私達『岸和田チャリンコ隊』のメンバーも多彩で行政マン(建設・農政・企画)のエキスパートと大学研究者(准教授、博士課程)と建築士、当に多彩!何でも来い!てなメンバーでした。

建築学会に論文を発表したり、市民向けの講師をしたりワークショップの開催等、行動はかなりアクティブに広げていました。

そうした活動を3、4年続けて居りましたが皆さん役職が上がるにつれ時間が余り持てなくなりその後活動は停止しましたが時折集まって同窓会を開いているのです。

1年に1、2回の同窓会は忘年会を兼ねても居るので今年は昔懐かしい五風壮で開催しました。

この五風壮にはフェィスブックで繋がって居ります女将さんが居てリアルに会うのは初めてなので其の事も楽しみにして居りました。

女将さん昨晩は色々とお世話に成りました、お祝いの尾頭付きの鯛の塩焼きまで頂いて感謝です。

有り難うございました、此の場をお借りしてお礼申し上げます。

 

1931965_930571747057990_1267059701_n

久し振りに体調不良

先日の授賞式後、お昼を食べ損なったので皆さんと食事をしたのだが、何故か食欲不審????

大飯食らいな私が食欲不審とは??で夜に角田氏と宴会に突入するのだが・・・お酒は飲めない、食べるのも出来ないで何故かそのまま寝込んでしまった・・。

翌日昼の飛行機で這々の体で伊丹から家にタクシーで直行!そのまま寝込んでしまいました・・・。

一応風邪かと疑いましたが体温計は平熱・・咳も無ければ熱も無い。

久し振りの疲労か?解らないまま大事を取って今日の昼過ぎまで大人しく寝ていました。

夕方の今はなんとか普通?までに回復したが今日の予定を全てドタキャン。

本当に申し訳ない!

一体なんだったんだろう??まぁ、体は正直なので大人しくしておけのサインだったのかもしれない。

皆さんも年末の忙しい時お体には十分お気をつけ下さい。

 

 

DSCN2395

授賞式

image熊本で設計した『玉東町のいえ』が『熊本アートポリス推進賞』を頂きました。

先月、二次審査で現地審査が行われましたがその結果頂くことができました。

この賞の素晴らしいところは設計者のみならず、事業主、施工者も共々表彰される事です。

いろんなコンテストの中で三者が表彰されるのはとても珍しいのではないでしょうか。

いつも思う事は、建築は設計者だけで出来るのではありません、事業主、施工者の協力、支援がないと出来ないのです。

三者が平等に表彰される事に凄く嬉しい気持ちで表彰式に臨みました。

有難うございました。

 

 

風景に溶け込む建築

常に建築を考える時の念頭においているのは『環境に調和する』です。

これは中々難しい・・例えば住宅地と工業地帯と混合している地域では混沌とした風景を見せます。

又、緑一杯の農村・林野辺りだと自然環境に取り囲まれています。

こうした場合、混沌とした地域だと周辺の風景は存在しなくなります。

ある意味カオス?何をしても構わないと思われがちです。

しかし、混沌とした地域でも色々と観察、調査してみると何かひもとく鍵は見えて来ます。

又、緑一杯の自然環境のい場合も同じです。

一番難しいのは、所謂人口造成された住宅地域でしょうか。

概ねハウスメーカーさんが建てまくっていますので『規格住宅風景』に成ってしまっています。

まぁ無国籍住宅と言いましょうか、日本何処でも同じ風景に成っていますね。

そんな環境でも何かの手掛かりを探すのです、まぁ大変です。

写真は私達の世代ではスターのごとく建築を造っていました建築家『宮脇 檀』さんの姫路市書写の里・美術工芸館です。

竹やぶと建築が見事に調和した優れた建築と言って良いでしょう。

ゲートから建物の入り口までのアプローチが心洗われます。

 

DSC04631

 

1年に1回の勉強会

週末は恒例の1年に一度の勉強会、兵庫県上郡町旭日字『空の上』にある古民家で開かれる。

此の勉強会は色んな方面の講師を招き教養を養うのが目的です。

基本は建築系の方を呼ぶ事が多いのですが、映像作家をはじめ其々のオーソリティーをお招きしています。

此の古民家は姫路市に勤務する文系の人が5年の歳月を掛けてコツコツと改修されたのです。

素人とは思えない素晴らしい空間を造っています。

私達、建築を生業にしている人間としては其の精神をしっかりと毎回学ばされています。

空間は計算されるだけで出来る訳が無くしっかりとしたポリシーの元に出来上がるのだと言う事が解りますね。

 

写真は講師を中心にパワーポイントの解説を聴いた後、熱いフリートーキングをしている所です。

DSC04624

 

こんな田舎でやっています、当に『空の上』です

限界集落を越えて生活している家は2軒だけ。

DSC04627

大野鶴夫 プロフィール

建築教室

おーの の 雑記帳
[過去のブログ]

過去の記事

カテゴリ

管理

ログイン