ブログ

町内を散歩

膝が痛いが協力な痛み止めのおかげで少しは歩ける、こんな時期は住宅に咲いている桜を眺めながらの散歩に限る。

事務所の本町3丁目から上野坂周辺を散歩すると住宅の中に植えられている桜の樹がもう5分咲きの様子が見受けられます。

桜並木も良いですが1本の桜が頑張って街を彩られているのも景観として美しいと思ってしまいます。

ただ世相が変わって来て居るのがよく解ります、桜の枝が隣地の庭先に入らない様にしている為隣地境界線でバッサリと切られていて樹形が全く変に成っているのもありました。
きっとクレームが出たんだろうな〜『お宅の桜の花が内の庭先に落ちて来て掃除が大変なんだ!』て。

この件の見解は後日として。

今日は面白いのを見つけました、こんなポストが豊中でもあったんだ〜。

何時も散歩しているのに見つけられなかったのはまだまだ探検が出来ていなかったんだなぁ〜。

 

P1000207

考える事が多い

今朝、建築家生山雅英氏が逝ってしまった連絡が入った。

私より6歳下と聞いていたからまだ60歳辺りと思う、まだまだこれから大活躍する建築家が逝ってしまうのはとても大きな損失だと思う。

原因は膵臓ガンとも聞いていた、一番解りにくい、そして症状もいきなり来ると言う厄介なガンだ。

スイマーとして日頃ストイックに鍛えていたので分野は違えどある意味共感を持っていた私でした。

残念だ・・・・私も体には十分気をつけて日常を過す事を心がけねばと思う。

私達の仕事は自分だけの範囲で責任が取れない要素もはらんでいる。

現場が始まればクライアントやそれを請け負った工務店、其の下請け業者まで要員が波及する。

自分一人ではないのだ。

 

写真は先日読み終えた本です。

以前から田中角栄については興味がありました、『金権体質 田中角栄』と新聞等でよく報道されていました。

私達の業界では『日本列島改造論』で有名です、今の高速道路、新幹線等のインフラ整備の根幹を造ったリーダーでもあります。

メディアが報じる田中角栄は本当にそんな人なのだろうか?以前から感じていました。
読んで良かった!

 

DSC05325

『そばにおいて』完成しました!

長い事掛かりました・・足掛け2年いやもっとか?色々と考えては繰り返した照明器具だ。

明るさを提供すると言うよりは『灯り』と言う雰囲気をだして『空間を和む』が目的の照明器具です。

強いて言えば『行灯(あんどん)』でしょうか。

機能一点張りの照明器具ではなく1日も昼と夜がある様に、暗く成ってからの夜の生活、夜の時間を彩る道具としての灯りです。

今の照明器具は昼の生活の延長線上に有ると思います。

しかし太陽の光は余りにも明るすぎて照明器具がそれに代用出来る訳が無いのです。

夜と言うものを楽しむ、夜の暗さを利用して小さな灯りを如何に美しく表現するか、そこに知恵を絞りました。

まだ、価格が設定されて居りません、これからメーカーさんとの協議で決めて行きますが如何成ります事やら・・ご期待下さい。

 

DSC05327 DSC05334 DSC05352 DSC05353

理屈通りには成らない

以前関わらせて頂いた商店街の活性化の事業のお話です。

痛んだアーケードの改修を只の改修だけでなく更なる活性化を目指して公共に役立つ改修をしようと商店街さんが頑張られた事業です。

色々なアイデアが出ました、その内の一つにアーケードに光で色々と演出して買い物に来た来場者の方々や通行する人達に光等でお天気や特売?等の情報提供をしてみては? が有力なアイデアで残った。

それを実現させるのに商店街の実行委員の人達を中心にハード整備に関わる人達が頑張ってくれました。

アイデアは解るが、いざやってみるとそうはいかないのが世の常。

色んな人達のサポートで出来上がった事業でした、私もその一端に関われた事がとても嬉しかったです。

ただ来場者のお言葉の中で光りについては、『そんな意味が合ったんか』のお言葉が合った事はハードを担当したものとしては多いに反省と課題としなければならない!

P1000167 P1000178

ローカリズム

ローカリズムを検索してみると解り易い解説として以下の文章があります。

『地域主義(ちいきしゅぎ)とは、中央による画一的・普遍的なコントロールに対して、各地方の独自性や特徴を重視・尊重する考え方をいう。 英語圏ではローカリズム(Localism)と一般に呼称される。 対義語は国家主義・グローバリズム・セントラリズム(中央集権主義)など。』

先日白馬に行って来ましたが電車の車窓から見える風景が全く此処は何処??と思われるくらい憂いを感じる風景でした。

木曽の民家はほとんど見られなく成り概ねの住宅はプレハブ住宅ハウスメーカー住宅が占めていました。

熊本に行く時に電車から見える光景もほぼ変わら無い、当に小さな『グローバル化』とも言える傾向です。

グローバル化の原点は『経済』の枠組みでしょうか、マーケットが大きいほど経済の力は発揮します、そう買い手が多いほど儲かる訳ですね。

『文化』は其の対局に居るかも知れません、地域性の特色が文化を生み出します。

今朝のテレビで今年の流行は『イースター』らしいですと報道していました。

イースターてキリスト教徒のお祭りです、此の時期ヨーロッパに行くとイースター休暇で街は賑わい玉子の飾り付けが彼方此方で見る事が出来ます。

ヨーロッパの文化としてしっかりと根ざしています。

これを日本で何が必要なのだろうか・・商売に成るなら何でもやる!がみえみえですね〜。

キリスト教徒の重要な伝統行事が、又、其の意味も解らず軽い気持でイースターを日本に持ち込もうとしている事に危惧を感じます。

風景や伝統行事が商用目的に利用される事にこれで良いのだろうかと思う今日この頃です。

 

P1000151

 

気分転換終了

先ほど八方から事務所に戻りました。
神家氏からも岡山に到着との電話も頂き皆さん無事に到着してまずは一安心。

2泊3日の八方でしたがお二方(神家氏大角氏)は充分にスキーを堪能したようでまずは今年のスキーも無事閉幕、来シーズンは3人でスキーをやろう、しかも1月と3月に2度行きましょう、しかもお二人はスクールに入って更なる上達を目指すと誓って居られました。

まぁ私は早く膝を治すのが先決なのですけどね。
世間がお仕事期間中にボ〜とするわけにはいかないので一応の仕事道具持参でしたが、はかどったのかは今後の見え方で解るかな。

しかし、久し振りの鉄道での行き帰りは中々楽しいものでした、何となく小旅行の気分も味わえたし特に外国の方の旅行者も格段に増えて日本も国際化して来たなと実感しました。

僕も早く其の仲間入りを果たしたいものです。

 

P1000165 2

環境とデザイン

目の前に広がる光景は松と杉の木立が林立している信州は八方のお宿前、残雪が春の訪れを感じさせてくれてます。

信州だなぁ~と思いを馳せたいところだが、右半分の視界に何故かヨーロッパ調の建物が…どう考えてもそぐわない‼️

この立地です、何故にヨーロッパ調の建物が建つのだ⁇

ここで『ヨーロッパ調』と書いているがあくまでもイメージ的な話です、決してヨーロッパのどの国デザインかは存在出来ないいい加減な造りのデザインですが。

だからこそさらに意味の無いつまらない建物が風景を壊している。

わざわざめんどくさい目をしてつまらないものを作らないでもと本当に思ってしまいます。

作った関係者はどのような思いでこれをデザインしたのだろうか…

規模からして設計事務所が加担しているのは明白なんだけどなぁ~。

やるなら徹底的にデザインして欲しいなぁ、此処はヨーロッパアルプスだ!てくらいに。

 

白馬へ

三連休はいかがお過ごしされていましたでしょうか?私といえば月曜日の打ち合わせの為に土曜日日曜日はプレゼン資料の制作に励んでいました。

連休明けの今日から3日間は恒例の春スキーを岡山の建築家大角氏神家氏と一緒に八方尾根スキー場にやって来ました。

年末の故障でスキーなどの運動は一切出来ないので来ても一緒に楽しめないのですが宴会要員にはなれそうなので仕事道具を持参でやってまいりました。

環境の変わった所で思索にふけるのも中々良いものです。

いつもと違い新鮮な気分で居られるのと宿泊場所が全くゲレンデ近くなので遊ぶことも出来ないので仕事をするしか無い…。

ネット環境も悪いのでネットで調べ物と称してのサーフィンも出来ない。

少しは遊んだろうとの目論見はもろくも…。

 

 

 

照明計画に勤しむ

灯りを考えています、今までは白熱灯の灯りで考えていたのですが、時流?環境?世相?よく解りませんが今やLED灯の時代です。

私が学んだ時代はワット(W)です、100Wあれば6畳ぐらいの空間を照らすかな、と言った具合に概ねの明るさを認識していましたが、今やLEDに成るとそうはいきません。

なぜなら、そもそもワットは消費電力を表すので消費電力が少なくて明るい光を出すLEDの場合はワットが使えません。

発光する力を表すルーメン(lm)を使います。

今までの明るさのイメージをワットで考えて来たので既にワットが頭の中で固まっています。

今や一から電球?LEDランプのルーメン数を頭に叩き込みながらの灯り計画は遅々として進みません・・。

技術は向上しないなぁ〜・・・どちらかと言うと退化してるのと違うのか?とガックリしてしまいそうです。

そもそも今の照明器具に嫌気を指している私には器具をそんなに沢山使わないのですが発光球は使いますから頑張らねば!

時代は進化し頭は退化・・・神世の昔から灯りは炎だ!と言いたいなぁ〜。

 

 

家の前の蛍池の水も少しづつ元に回復しだしたが何故か吐水口集まる池の鯉たち、凄い数です。

P1000127

ギャンブル?賭け?

テレビで賑わしている野球球団の選手の『ご祝儀』騒動。

あんなものを貴重な公共の電波に乗せるほうが重大ではなかろうかと!朝日新聞の一面も飾ってた・・・。

確かに試合前に小額ですが(野球選手の金銭感覚で)お金のやり取りは如何なモノかと思います。

そんな小事なコトよりもっと東北関連を連載してくれ!復興のふの字も見えない、見え無いどころか

消えてしまっている現状をもう少し情報として皆さんに知らせて欲しい!!

話は戻って先の話のレベルって大なり小なり男達のほとんどの人が経験しているだろうなぁ〜。

高校野球、等スポーツ関連のトトカルチョぽいのとか麻雀とか友人同士の賭け事のセリフ『じゃ何か賭けるか?』

公営ギャンブル以外の賭け事はよく聞く話です。
ちなみに私は賭け事はまずやりません、何年かに一度は運試しで競馬の大賞レースに賭ける事はある程度です。

まぁ私の人生はバクチみたいなものですから、最近負けてばっかりやなぁ〜・・・・。

 

先日参加したチーズとワインの会のチーズの一部

P1000140

週末はドタバタと過す

日曜日はゆっくりと目覚めたが・・いや、早起きの予定だったんです!!こういう時こそいつも通りの早い目覚めをして欲しいのに何故か朝寝坊・・。

ぼやいても仕方無いので急いで支度、そう今日はケーキを焼く予定でした、それが済んだら確定申告の書類を税理士さんの所へ、その後、京橋で『ワインとチーズの会』に行かねば成らない。

夕方には阪急百貨店で開催されている『フランスフェア』でフランスはパリから来ている友人の所へ行かねば成らない!!

なんで今日に全てが重なっているんだ!!!とぼやいても仕方が無い。

台所で大騒ぎしながら不慣れな手つき(年に1、2回しか焼かない)で『オレンジピールとアールグレイのパウンドケーキ大野流』を製作。

1時間チョッと掛かりながらなんとか完成、味見をしたが『Very Good!!』と自画自賛!

時間に追われて税理士事務所へ、此処も1時間で終了・・まぁ稼ぎが無いので書類の時間も早い・・・。
お昼ご飯を食べる間もなくワインとチーズの会に、1年に1回の会なのでとても楽しみにしていた。

20数種類のチーズを堪能するのだ、当然お腹一杯に・・・

しかし、最後まで居てたらフランスフェアーに間に合わないので途中離脱して阪急百貨店へ急ぐ。

5時までに行くと言いながら時計の針は既に6時前に・・。

案の定売り場は沢山の人で大賑わい!合間合間を縫っての友好を暖めていたが余りにもの忙しさに早々と退散。

秋に『パリで会いましょう!』と守れそうにも無い約束を交わしながら帰宅の途につきました。

あ〜忙しい1日だった・・・・。

 

P1000133 2

 

 

P1000149 2

写真貼っとこ

机の前に写真を貼った!誤解の無い様に、決して自己愛が強い訳ではありません!警告を込めてなのです。

前から時折書いていますが微妙に体が成長しているな〜と、幾度か気が付いたら少しは努力?して元に戻そうとアクションを起こすのだが、どうもその場限りみたいで気が付けば元の木阿弥、どころか増え続けている・・・。

毎日見ていると以外と気が付かない?事が多いのだが、いやそうでは無くて現実を直視しないで言い訳を並び立て、記憶の彼方へ葬り去ろうとしているフシがある・・。

逃げられない様に2年前の写真を目の前に貼付ける事にした、これで『眼に入らぬか!』ですが・・・。
夏に向けて衣替えが来る前に春服が着れる様に頑張ろ!

 

今日の夕方に友人が来るのでウエルカムワインを。

 

DSC05295

 

デザインの方向性を考える その2

『Think global, Act local』の話を昨日しました。

建築のデザインも同じような事を考えています、昨今建築界では『シンプル』な建築、特に住宅でよく見られる様に成りました。

余りにも似た建物が多く『建築家』と言われる方が設計するとそんな感じに成るのか?と思ってしまうくらいシンプルな箱形の住宅をよく見ます。

誤解の内容ように、箱形がダメだとは絶対に言いません、私も箱形のデザインをします。

ただ『状況に寄る』なんです、小さな敷地の場合は庇をだしたり『イエ型』のデザインは出来無い事が多いのでそんな場合は『ハコ型』のデザインをする事があります。

ハコ型をするとどうしても無国籍なデザインに成ってしまいます、其のデザインが東京でも、長野でも、福井でも。広島でも、熊本でも建つと地域性は全て省略されてしまうのですね。

『Think local  Act global』地方から全国へ発信する、其々の地域特性を表現する、が、大事な気がします。

地域性を探るのはとても大変です、メディアがこれだけ進むと地域性はかなり薄らいできます。

方言なんか今やかなり薄らいで来て『だってさ〜』が全国で聞かれるご時世ですから。
でも『日本』の良さ、日本文化、様式は捨て去ってはいけないと思うのです。

建築ももう少し『Think local Act global』の見地から世界を見たほうが良いのではないかと思います。

只少しハードルを越えなければ成りません、これを実行するに施工技術の熟練を要する事と敷地の大きさもお願いしなければ成らないからです。
そして最も難関は設計者も頑張らなあかん事でしょう。
シンプルは良いがシンプルだけではつまらない・・又、シンプルさほど難しいものは無い!!一歩間違えば本当に安っぽく見えてしまう。
自分に言い聞かせねば成らない『もっと学べ!』

 

DSC00709

 

 

18-04-612x700

デザインの方向性を考える

『Think global, Act local』という言葉があります、聞いた事ありますでしょうか?。

『地球的な視野で考え、地域で(身近な)行動せよ』、なんですがエライたいそうな話ですね。

地球温暖化、環境を考える為に身近な所からエコを考えましょう辺りから来ています。

聞いてるうちは何となく『そうか〜!』と思いますが今ひとつ大上段過ぎて実感が湧きません。

どちらかと言うと近くの池や小川が汚れて来たな〜なんかトンボを見なく成って来たぞ!そう言えばホタルはいつの間にか見かけなく成った、川が臭うなぁ〜等等が解り良いのではないだろうか。

我が家の前の蛍池も最近は濁って来ました・・・。等の環境問題を考えると私は『Think local  Act  global』ではないかと。

知識で解るのではなく、身近な所から感じて触れて状況を体で知る、これが凄く大事だと思うのです。

 

写真は事務所の近くの千里川です、春に成ると桜並木がとても素敵な散歩道に成ります。

 

DSC05282

 

治療計画の為に

刀根山病院から阪大病院に主治医が代わり、新たな治療方法に向かっているのですが希望的観測で昨年のパフォーマンスの50%を目指すという厳しいものです。

個人的目標は今年の夏までに『平地だけ往復50km走』を企てているが・・・。

主治医からの指示で膝のどの位置がどのような状態で傷みを発生するかをデーター取りする事に成りました。

例えばあ歩行スタートして何分後に傷みがどの位置に有るか、室内で自転車を負荷が掛からない状態で漕いで何分後にどの位置でなどです。

毎日取らねばならないので、一日1回歩行と自転車漕ぎをやります。

久し振りに自転車に跨ぎましたがホント久し振りで其の時に我が足をまざまざと見ると・・いやホント見事にまで筋肉が無く成りました・・・細い事、細い事!大腿筋なんか影も形も無く成りました・・・。

3ヶ月負荷をかけない状態で生活すると此処まで細く成るんだ・・なにしろ1kmの通勤距離を電動アシストバイクで通って仕事場では座りっきりなんだから、そりゃそうだ!と納得です。

こんな状態で夏までには無理だろう!と秋を目指すか〜。
前を向いて希望を捨てずに頑張ろう!!

 

DSC00978 2

手法を変えて

昨日書きました計算からの悩みからやっと脱却し次なる悩み?の素材決めに頭を悩ましている。

熊本のプロジェクトから次なる進化?を試みているのです。

例えば天井は通常は縁甲板か塗装仕上げですし床も縁甲板などの木質床です。

何時も同じパターンをもう少し歳相応?に別のボキャブラリーが有っても良いのではと。

そんなこんなで珍しく平面図に色鉛筆でお絵描きなどしています。

床の無垢板をどのように貼ってやろうか、例えばヘリーンボーン(杉織り模様)なんかも良いかもしれない。

天井は陰翳を付けてみようか、その為に木板、角材などを使用して凹凸を造ってみるとか。

光天井も考えてみようかと色々と試行錯誤しています。

もうこう成ると『思考スパイラル』に陥ります・・・あ〜これで又前へ進まなく成るなぁ〜・・・。

 

今日の事務所の一風景、

DSC05281

構造のデザインは大好き・・ですが

時折『気の迷い』が生じるらしく、日頃しない仕事をやりだした・・。

構造のデザインは大好きです、柱や梁などリズミカルな構造の構成は工夫次第でとても美しく成ります。

いや、そもそも構造体は美しいのです!。

それが建築の中にいつの間にか隠れてしまい壁と床と天井だけの空間に成ってしまいました。

其の要員は設計者が頑張らないからだと思っていますが、予算の関係、技術の低下も否めません。

当事務所は基本は構造体も意匠として捉えているので概ね何処かに表現されています。

当然デザインする限りは構造計算も必要なのですが木造の住宅以外はほぼ専門化されているので構造事務所に依頼します。

唯一木造二階建ての住宅の場合はかろうじて当事務所でも出来ます。

此処10年くらい年僕の場合はデザインだけしてそれにめんどくさい作業の手計算をした事が有りません。

それを何を血迷った?か久し振りにやろうとやり始めたら・・・『壁量計算』『必要壁量』『存在壁量』『構面』等々久し振りに聴く単語に頭がパニック状態に・・。

其れでも一応1級建築士だアレやこれやでついつい没頭してしまう。

最近はそんな計算は事務所でやってもらうのだが、やはり自分ですると効率が悪い・・。

何故か、それはついつい考え過ぎてしまい技術的な所にハマってしまい大局が見えなくなってデザインのバランスを崩す要因に成りかねないからです。

でも、やはり私も『技術者』の端くれですからデザインだけでなくエンジニヤリングにもハマッてしまいますね〜。

これからは計算チェックだけでなく自ら計算をしよう!!

 

画像 146

合間に考える

高齢者の為の住宅プロジェクトが進行中だ、今まで依頼された住宅の中で一番のお年を召した方が今回のお客様。

しかもお体も本調子では無さそうなご夫婦ですので将来を見据えながらの計画です。

一応高齢者向けのすまい関係はそれなりに学んで来たつもりだが、実際となると個々色んな解決の仕方が有るので当然同じパターンには成らない。

毎回が新鮮であり毎回が初心者同様かもしれないですね、そんなプロジェクトに没頭してたら凄い忘れ物をしていました。

実は昨年末から考えていたテーブルのデザインをすっかりほったらかしにしていました。

板材など材料関係を買い付けたまでは良かったのですが、年末のドタバタしている時に高齢者の為の住宅プロジェクトも進めないと行けなくなってテーブルのスケッチは机の隅に追いやられたままで、その内板材を買い付けた事さえ忘却の彼方・・・・。

ふと我に帰り高齢者の為の住宅プロジェクトの合間にテーブルのスケッチも再開しました。

板材も引き取りに行かねば成らないのです、木材店に放置したままに成っているのでホント迷惑千万な私です。

もう3月だ、頑張ろう!!

 

IMG_0659

現場で働いていた時

若い時代は自分がどう生きて行くべきか悩んでいた時代でした。

若いから悩めるんだろうし悩んで、もがき苦しむのが特権でもあり成長する証でもあったのだろうと思います。

最初は造船所で『製缶工』でまっしぐらに働き、色んな事情で今度は鳶職に。
これが又自分の天職か?と思うくらいに腕をメキメキと上げてあっという間にいっぱしの鳶職に収まりました。

鉄骨の建築の骨組みを組み立てる(建て方)作業時には今の時代と違い命綱なんて有りません。
高さが15メートル以上の幅15センチの梁の上を、しかも仮止めですから何気にゆらゆらと揺れているのに歩く訳です。

高い所で眺めていると本当に気持のよい職場でした、が、一度だけ落下しましたね〜その折には人生で一度だけ、走馬灯のように過去の思い出が蘇ったのです。

運良くと言うか当たり前ですが命綱が無いけど3層ごとにネットを張っていたので助かりました。

そんな若い時代でしたが一番若者らしく楽しく過ごしていた時代でしたね、しかしその後、その楽しく過した分の倍以上勉学に励まねば成らなかったのは参りましたが・・・・。
どちらにしても若いから出来た、若いからもがいたんですね〜それに引き換え、なんとぬるま湯の中に今は居るんだろうと書きながら反省しています。

 

とび

 

大野鶴夫 プロフィール

建築教室

おーの の 雑記帳
[過去のブログ]

過去の記事

カテゴリ

管理

ログイン